※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(少年フリースタイル=9月27~28日、和歌山・那智勝浦町体育文化会館)
※エントリーに基づいた予想であり、負傷等による欠場・実力ダウンは勘案しておりません
少年フリースタイル組み合せ | 50kg | 55kg | 60kg | 66kg | 74kg | 84kg | 96kg | 120kg |
◎少年フリースタイル
【50kg級】
全国高校選抜大会とインターハイの決勝で勝敗を分け合った松井稜(岐阜・中京)と阿部敏弥(東京・帝京)が三たび決勝で激突するか。選抜は阿部、インターハイは松井が勝っている。
インターハイ3位の由良英二(京都・網野)と荒木大貴(熊本・玉名工)が、両者の決勝進出を阻むか。松井と由良、阿部と荒木が、それぞれ同ブロック。
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【55kg級】
全国高校選抜大会とインターハイの王者(乙黒拓斗)は階級をアップ。インターハイ2位の山口海輝(千葉・柏日体)がこのチャンスをものにするか。
反対ブロックからは、インターハイ3位の永田丈治(青森・八戸工大一)と岩澤侃(秋田・秋田商)、全国高校選抜大会2位の早山竜太郎(京都・京都八幡)、同3位の諏訪間翔太郎(佐賀・鳥栖工)のだれが決勝に出てくるか。
--------------------------- 60kg級へ出場する乙黒拓斗(東京・帝京)。世界カデット王者の実力を見せられるか
全国高校選抜大会とインターハイの王者(成國大志)はグレコローマンに出場。両大会の決勝で成國に敗れた礒川利音(京都・網野)、インターハイ3位の榊大夢(鹿児島・鹿屋中央)がこの好機をものにしたいが、55kg級で両大会を制覇している乙黒拓斗(東京・帝京)がこの階級にエントリーした。
乙黒は8月下旬の世界カデット選手権(ボスニアヘルツェゴビナ)の54kg級でも優勝と勢いを持つ。新たな階級でも実力を発揮できるか。
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【66kg級】
インターハイ王者(梅林太朗)はグレコローマンに出場。インターハイ2位の井筒勇人(千葉・柏日体)、全国高校選抜大会優勝の三輪優翔(和歌山・和歌山北)、同2位の中村剛士(埼玉・花咲徳栄)、インターハイで三輪を破って3位に入った上野千紘(青森・八戸学院光星)の四者の争いか。
JOC杯カデット58kg級で勝ち、世界カデット選手権(ボスニアヘルツェゴビナ)2位の基山仁太郎(三重・いなべ総合学園)が、この階級で通用するか。井筒、基山、中村が同じブロックで、三輪と上野が反対ブロック。
--------------------------- 地元で三冠王獲得なるか、吉田隆起(和歌山・和歌山北)
全国高校選抜大会とインターハイを制した吉田隆起(和歌山・和歌山北)の今季3冠目の獲得なるか。両大会の決勝で敗れた松雪泰成(愛知・星城)は、8月の全国高校生グレコローマン選手権で優勝した。勢いをもってリベンジなるか。
インターハイ3位の中林来樹(京都・京都八幡)、全国高校選抜大会3位の佐藤拳(神奈川・磯子工)の決勝進出なるか。
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【84kg級】
全国高校選抜大会とインターハイのほか、JOC杯ジュニア74kg級も制した山崎弥十朗(埼玉・埼玉栄)の独壇場か。最大の敵と思われる選手(藤井達哉)はグレコローマンに出場する、圧勝続きでの優勝となるか。
インターハイ2位の辻大成(和歌山・和歌山北)、全国高校選抜大会2位の飯村友基(茨城・鹿島学園)がどこまで食いつけるか。
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【96kg級】
全国高校選抜大会王者(石黒峻士)は120kg級に出場、インターハイ王者(白鳥慶樹)はグレコローマンに出場。インターハイ2位の石黒隼士(埼玉・花咲徳栄)とインターハイ120kg級2位の二ノ宮寛斗(岐阜・岐南工)の争いか。勝ち上がれば準々決勝で対決。
反対のブロックからは、インターハイ3位の執行優大(佐賀・鳥栖工)と吉澤瑠依(群馬・館林)が決勝進出を争うか。
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【120kg級】
全国高校選抜大会96kg級とインターハイのこの階級を制した石黒峻士(埼玉・花咲徳栄)が優勢か。インターハイ2位の選手(二ノ宮寛斗)は階級を下げたので、優勝はぐっと近づいている。
反対ブロックからは、インターハイ3位の柳魁十(鹿児島・鹿屋中央)と全国高校選抜大会3位の寳諸将人(岡山・おかやま山陽)の決勝進出争いか。