2015.09.20

埼玉栄(埼玉)のインターハイ優勝祝賀会が盛大に

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

(文・撮影=増渕由気子)

 8月のインターハイ学校対抗戦で初優勝を遂げた埼玉栄(埼玉)の優勝祝賀会が9月19日、埼玉県大宮市の大宮パレスホテルで盛大に行われた。1ヶ月前の熱気は冷めやらず、この日は学校関係者、埼玉県協会、保護者会、OB会、後援会など来場者は総勢200名を超え、にぎやかな会になった。

 埼玉栄の佐藤光一校長、埼玉県協会の稲山十四助会長が祝辞を述べ、続いてマイクを握ったのは野口篤史監督。「生徒の行いが良いからか、非常にさわやかな秋晴れで、よき日を迎えることができました。保護者会や後援会からいろいろな面で支えていただき、活動ができました」と、開口一番に感謝の気持ちを述べた。

 続けて「国体や個人戦では優勝者を輩出しましたが、高校で一番大事なのはインターハイの団体戦。生徒がすごく頑張っているのに勝てなくて、(監督として)力のなさを自覚していました。春の選抜(全国高校選抜大会)も、優勝候補と言われながらベスト8止まり。戦国時代の武将で、仮に素晴らしい能力があっても天下統一ができない場合もある。私はそういう人なんだろうと…(あきらめていた)。けれど、期待してくださる人たちに恩返しをしたくて優勝できました。2回目(の優勝)を目指して、体が動かなくなるまでやっていきたいと思うので、今後とも応援お願いします」と、さらなる飛躍を誓うと、会場は温かい拍手で包まれた。

 歓談時間には、日本一熾烈(しれつ)な予選と言われた昨年インターハイ優勝チームの花咲徳栄との県予選や、インターハイのビデオが放映され、選手たちの栄光を振り返った。

多くの関係者に祝福された埼玉栄チーム

盛大に行われた祝勝会

関係者から多くの花束が届いた

2008年インターハイ3位の時の主将だった大山さんを囲んで

現役を続けながら埼玉栄で3年間指導した世界2位の清水真理子さんもお祝いにかけつけた

山崎弥十朗選手の早大合格を報告する早大OB会会長の宮野氏