※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
全国高校体育連盟は9月18日、都内の青少年総合センターで中央委員会を開催し、2019年の南九州インターハイ(宮崎、熊本、鹿児島、沖縄)から、現在、公開競技として実施されているレスリング女子を正式種目にすることを決めた。執行委員会では時期尚早という結論だったが、中央委員会でレスリング専門部の福田耕治部長と斎藤修理事長が女子の普及度などを説明して説得し、正式種目化が決まった。
正式種目となることで、メダルと賞状が男子と同じになるほか、専門部の決定により、出場資格や階級なども変わる予定。専門部では、出場資格は現在と同じブロック制とし、同一階級に1校から出場を2選手以内にするなど多少の変更を予定。地元枠も設け、総勢126選手程度で実施したいとしている。
現在は46kg級以上のカデットの階級区分で行われているが、男子と同じくジュニアの階級を採用の方向という。
なお、同年インターハイでのレスリングの開催地は発表されていない。