※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
3スタイルを合わせて約850試合が行われた今年の世界選手権。その中で、最も館内を熱く沸かせたのは、最終日の最後の試合として行われた男子フリースタイル74kg級決勝だろう。地元のジョーダン・バローズ(米国)が世界一をかけた試合に、満員の観客から大声援が沸き起こった。
試合そのもので、最高のファイトを見せてくれたのは? いろんな見方があると思われるが、本ホームページでは、男子フリースタイル65kg級決勝、フランク・チャミゾ(イタリア)-イクチヨル・ナブルゾル(ウズベキスタン)を挙げたい。
マットサイドで撮影していたカメラマンに、その激闘に「涙が出た」とまで言わせた熱き一戦。これぞ“世界一決定戦”と思われる激闘。特に、終了間際のフランク・チャミゾの驚異的な粘りをどうぞご覧ください。
【男子フリースタイル65kg級決勝】
Frank Chamizo(イタリア)○[4-3]●Ikhtiyor Navruzor(ウズベキスタン)
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