※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
地元で2年ぶりの世界一なるか、ジョーダン・バローズ(米国)
昨年は負傷もあって優勝を逃したが、2011・13年世界王者で2012年ロンドン・オリンピック王者のジョーダン・バローズ(米国=27歳)が地元で王者復帰なるか。今年はメドベジ国際大会(ベラルーシ)とパンアメリカン大会で優勝しており、調子を取り戻している。
昨年2位の高谷惣亮(日本)、昨年3位で今年のパンアメリカン大会3位のリバン・ロペス・アスクイ(キューバ)がどう挑むか。
2013年3位、昨年のアジア大会優勝のラシド・クルバノフ(ウズベキスタン=28歳)も優勝戦線に浮上する可能性は十分。
イランからはアジア大会2位や今年のアジア選手権優勝の選手ではなく、7月のジオルコウスキ国際大会(ポーランド)優勝のアリレザ・ガセミ(イラン=26歳)がエントリー。世界の実績は少ないが、イラン代表ともなればあなどれまい。
■UWW(世界レスリング連盟)ランキング=2015年7月末時点
[1]Jordan Burroughs(米国)=パンアメリカン大会優勝
[2]Aniuar Geduev(ロシア)=欧州大会優勝
[3]Denis Tsargush(ロシア)=世界選手権優勝
[4]高谷惣亮(日本)=世界選手権2位
[5]Khetik Tsabolov(ロシア)=ジオルコウスキ国際大会優勝
[6]Peyman Yarahmadi(イラン)=アジア選手権優勝
[7]Soner Demirtas(トルコ)=欧州大会2位
[8]Rashid Kurbanov(ウズベキスタン)=アジア選手権3位
[9]Livan Lopez Azcuy(キューバ)=パンアメリカン大会3位
[10]Jumber Kvelashvili(ジョージア=グルジア)=欧州大会3位
■2014年世界選手権成績
[1]Denis Tsargush(ロシア)
[2]高谷惣亮(日本)
[3]Jordan Burroughs(米国)
〃 Livan Lopez Azcuy(キューバ)
[5]Rustam Dudaev(ウクライナ)
〃 Jumber Kvelashvili(ジョージア=グルジア)
[7]Rashid Kurbanov(ウズベキスタン)
[8]Ashraf Aliev(アゼルバイジャン)