※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界カデット選手権は8月25日、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで開幕。男子グレコローマン5階級が行われ、54kg級の鈴木絢大(静岡・飛龍高)が5位に入賞した。
鈴木はルーマニアとキルギスの選手を撃破したあと、3回戦で昨年の世界カデット選手権50kg級優勝のジョニ・ケツリアニ(ジョージア=グルジア)に5-9で黒星。敗者復活戦で米国選手を破ったものの、欧州カデット選手権3位のティグラン・ミナシャン(アルメニア)に敗れ、メダルを逃した。
63kg級の岩本巧(茨城・霞ヶ浦高)は3回戦で欧州カデット選手権3位のトルコ選手に敗れ、敗者復活戦へ回れずに10位。50kg級の小川翔太(茨城・霞ヶ浦高)と100kg級の久保諒汰(愛媛・八幡浜工高)は、ともに初戦で敗れ、敗者復活戦へ回れなかった。
各選手の成績は下記の通り。58kg級は参加していない。(撮影=筒井穣)
![]() 会場全景 |
![]() 5位入賞の54kg級・鈴木絢大(静岡・飛龍高) |
※敗者復活戦=決勝へ進んだ選手に敗れた場合に敗者復活戦へ回ることができる。最高で3位の道がつながる。
◎男子グレコローマン
【50kg級】小川翔太(茨城・霞ヶ浦高) 13位=21選手出場
2回戦 ●[4-7]Hassan Ahmed(エジプト)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず
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【54kg級】鈴木絢大(静岡・飛龍高) 5位=23選手出場
3決戦 ●[Tフォール、0:40=0-8]Tigran Minasyan(アルメニア)
敗復戦 ○[5-3]Paul Bianchi(米国)
3回戦 ●[5-9]Joni Khetsuriani(ジョージア=グルジア)
2回戦 ○[7-4]Dastan Kadyrov(キルギス)
1回戦 ○[フォール、3:05=12-6]Alexandru Trandafir(ルーマニア)
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【58kg級】=派遣なし
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【63kg級】岩本巧(茨城・霞ヶ浦高) 10位=29選手出場
3回戦 ●[0-3]Abdullah Fatih Demir(トルコ)
2回戦 ○[3-3]Aliksandr Liavonchyk(ベラルーシ)
1回戦 ○[1-1]Hamza Komar(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
※敗者復活戦へ回れず
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【100kg級】久保諒汰(愛媛・八幡浜工高) 17位=22選手出場
2回戦 ●[Tフォール、1:10=0-8]Patryk Kaminski(ポーランド)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず