【2015年世界選手権・展望】女子69kg級…オリンピック女王の強さ見せるか、ナタリア・ボロベワ（ロシア）
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
※エントリー未発表時点での予想です。 やはり最大のライバル？ オリンピック・チャンピオンのナタリア・ボロベワ（ロシア）
優勝候補としては、2012年ロンドン・オリンピック72kg級優勝で昨年３位のナタリア・ボロベワ（ロシア＝24歳）、ボロベワに２連勝中で世界選手権３位（2013年）、２位（2014年）の土性沙羅（日本＝20歳）、昨年のアジア大会（韓国）75kg級優勝で今年のアジア選手権のこの階級を制した周風（ゾウ・フェン＝中国、21歳）あたりとなるだろう。
欧州勢では、欧州大会優勝のアリナ・スタドニク・マキニア（ウクライナ＝24歳）、同大会でボロベワを破って２位になったイラナ・クラティシュ（イスラエル＝25歳）が要注意。
アジアでは、2013年アジア選手権優勝で今年のポーランド・オープンを制したナサンブルマー・オチルバト（モンゴル＝26歳）、パンアメリカンでは2013・14年世界ジュニア選手権優勝で今年のパンアメリカン大会を制したドロシー・イェーツ（カナダ＝22歳）のほか、63kg級で2012年世界チャンピオンになり、今年から69kg級で闘っているイェレナ・ピロズコワ（米国＝28歳）がどこまで力を伸ばしているか。
■ＵＷＷ（世界レスリング連盟）ランキング＝2015年７月末時点
［1］Natalia Vorobieva（ロシア）＝ドイツＧＰ優勝
［2］Zhou Feng（中国）＝アジア選手権優勝
［3］Alina Makhinya（ウクライナ）＝欧州大会優勝
［4］Ochirbat Nasanburmaa（モンゴル）＝ポーランド・オープン優勝
［5］Dorothy Yeats（カナダ）＝パンアメリカン大会優勝
［6］Aline Focken（ドイツ）＝欧州大会３位
［7］Luz Clara Vazquez（アルゼンチン）＝パンアメリカン大会３位
［8］Elena Pirozhkova（米国）＝スペインＧＰ３位
［9］Jenny Fransson（スウェーデン）＝ダン・コロフ国際大会優勝
［10］Ilana Kratysh （ISR）＝欧州大会２位
■2014年世界選手権成績
［1］Aline Focken（ドイツ）
［2］土性沙羅（日本）
［3］Laura Skujina（ラトビア）
〃 Natalya Vorobieva（ロシア）
［5］Diana Gonzalez（メキシコ）
〃 Jenny Fransson（スウェーデン）
［7］Alina Stadnik Makhinia（ウクライナ）
［8］Dorothy Yeats（カナダ）
