※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
銅メダル獲得の河野真寿斗(専大、選手の一番右)
河名は1回戦からチリ、カザフスタン、ラトビアの選手に3連勝のあと、準決勝で2012年世界カデット選手権54kg級優勝のカリム・ヤラゾフ(アゼルバイジャン)にテクニカルフォール負け。しかし3位決定戦でタロン・デュモヤン(アルメニア)をテクニカルフォールで下した。初の国際大会で初のメダル獲得。
屋比久はアルメニアとクロアチアの選手に連勝したあと、3回戦でロシアのイスマイル・サイドルハサノフ(ロシア)を破る殊勲。しかし準決勝で昨年の世界ジュニア選手権3位のゲラ・ボルクバーゼ(ジョージア=グルジア)にテクニカルフォール負け。3位決定戦でも欧州ジュニア選手権3位のゾルタン・レバイン(ハンガリー)に2-3で惜敗。メダルを逃した。
96kg級の奈良勇太(日体大)は初戦の2回戦を突破したものの、3回戦でロシア選手に黒星。50kg級の長沼政哉(中京学院大)は初戦でウズベキスタン選手に敗れた。ともに敗者復活戦に回れなかった。
各階級の成績は下記の通り。(写真はチーム提供)
◎男子グレコローマン
【50kg級】長沼政哉(中京学院大) 17位=17選手出場
2回戦 ●[フォール、2:18=0-5]Javokhir Mirakhmedov(ウズベキスタン)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず
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【60kg級】河名真寿斗(専大) 3位=22選手出場
3決戦 ○[Tフォール、2:05=8-0]Taron Dumoyan(アルメニア)
準決勝 ●[Tフォール、2:51=0-8]Karim Jafarov(アゼルバイジャン)
3回戦 ○[5-5]Aleksandrs Jurkians(ラトビア)
2回戦 ○[6-4]Damir Zarlykhanov(カザフスタン)
1回戦 ○[Tフォール、1:11=8-0]Bastian Fuentes(チリ)
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【74kg級】屋比久翔平(日体大) 5位=23選手出場
3決戦 ●[2-3]Zoltan Levi(ハンガリー)
準決勝 ●[Tフォール、1:21=0-10]Gela Bolkvadze(ジョージア=グルジア)
3回戦 ○[10-8]Ismal Saidrhasanov(ロシア)
2回戦 ○[Tフォール、5:48=11-1]Filip Sasic(クロアチア)
1回戦 ○[Tフォール、4:01=10-0]Armen Hakobyan(アルメニア)
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【96kg級】奈良勇太(日体大) 9位=18選手出場
3回戦 ●[Tフォール、0:48=0-9]Murat Lokyaev(ロシア)
2回戦 ○[3-1]Sarkis Pshenichnikov(カザフスタン)
1回戦 BYE
※敗者復活戦へ回れず