※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
【個人戦日程】8月3日(月)・4日(火) 京都・舞鶴文化公園体育館
女子個人戦 | 46kg・49kg | 52kg・56kg | 60kg・65kg・70kg |
【46kg級】
昨年、全国中学生選手権と全国中学選抜選手権の両大会で3連覇を達成した須崎優衣(東京・安部学院)が1年生にして有力候補。6月のアジア・カデット選手権優勝の中村未優(埼玉・埼玉栄)がどう立ち向かうか。ともに勝ち上がれば決勝で対決。ジュニアクイーンズカップ、関東大会と須崎が連勝している。
昨年の世界カデット選手権40kg級優勝の田南部夢叶(東京・帝京)が須崎と同じブロック。須崎の決勝進出を阻めるか。
------------------------- 加賀田葵夏(東京・文化学園大杉並)
昨年、優勝を飾った加賀田葵夏(東京・文化学園大杉並)が2連覇を狙う。小学校時代からのライバルで、2年前に1年生でこの階級を制した谷山菜緒(大阪・香ヶ丘リベルテ)が、加賀田とどう闘うか。
谷山のブロックには、4月のジュニアクィーンズカップとJOC杯で優勝している五十嵐彩季(愛知・星城)がいる。ともに勝ち上がれば準決勝で闘う。
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【52kg級】
昨年の世界カデット選手権52kg級3位の奥野春菜(三重・久居)が、この大会の2連覇を狙いたい。2回戦(準々決勝)で、4月のジュニアクィーンズカップで苦杯を喫した南條早映(東京・安部学院)と対戦しそう。全国中学選抜選手権3連覇の南條が実力を見せるか。ここが事実上の決勝戦と言えるのではないか。
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【56kg級】
昨年のユース・オリンピック・チャンピオンで6月の全日本選抜選手権53kg級3位の向田真優(東京・安部学院)に、ジュニアクィーンズカップを制し今月の世界カデット選手権(ボスニア・ヘルツェゴビナ)代表となった成國琴音(東京・文化学園大杉並)が挑む。
反対ブロックからは、熊野ゆづる(東京・安部学院)が昨年に続いての優勝を狙う。
------------------------- 入江くみ(福岡・小倉商)
JOC杯ジュニアの部優勝、アジア・ジュニア選手権59kg級も制した入江くみ(福岡・小倉商)が、史上初の女子3連覇に挑む。関東大会優勝の矢後愛佳(東京・安部学院)が2回戦で顔を合わせそうだが、快挙を阻止できるか。
反対ブロックにも強豪が多い。ジュニアクィーンズカップ優勝の三輪奏歩(東京・安部学院)、昨年のアジア・カデット選手権2位の榎本美鈴(青森・八戸工大一)、今年のアジア・ジュニア選手権代表の藤岡杏実(高知・高知東)、昨年インターハイ3位の川井友香子(愛知・至学館)。だれが勝ち上がるか。
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【65kg級】
全国中学選抜選手権57kg級優勝の小玉彩天奈(高知・高知東)と同62kg級優勝の松雪成葉(愛知・至学館)が2回戦で激突しそう。反対のブロックには、今年のアジア・カデット選手権56kg級優勝の河内沙樹(大阪・香ヶ丘リベルテ)、関東大会優勝の森川美和(東京・安部学院)がいる。いずれも1年生。
JOC杯ジュニアの部63kg級3位の関下由希(青森・八戸工大一)が高校最後タイトルを手にできるか。
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【70kg級】
昨年1年生で優勝した進藤芽伊(大阪・香ヶ丘リベルテ)を、関東大会を制した木村夕貴(東京・安部学院)が倒せるか。木村が初戦を勝てば2回戦(準々決勝)で対戦。
反対ブロックでは、今年のアジア・カデット選手権で3位に入った松雪泰葉(愛知・至学館)の決勝進出なるか。