※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
男子フリースタイル61kg級・鴨居正和(かもい・まさかず=自衛隊)
鴨居正和(自衛隊)
【出身クラブ・出身校】香川・高松クラブ。香川・香川中央高~山梨学院大卒
【所属】自衛隊
【身長】167cm
【成績】四つ子の末っ子で(他に兄が1人)、生まれた時の体重は1600グラム。小学校4年の時から、元世界選手権代表の山下忍代表(茨城・霞ヶ浦高~日体大卒)が運営する高松クラブでレスリングを始める。香川・紫雲中時代の2007年に全国中学生選手権47kg級で優勝。香川県からは17年ぶりの優勝だった。
香川・香川中央高へ進み、2010年の全国高校選抜大会で同校から初の王者へ。インターハイは2位だったが、全国高校生グレコローマン選手権でも優勝した。
2011年に山梨学院大へ進学し、同年の全日本大学選手権で2位へ。2012年ロンドン・オリンピックへ向けて全日本女子チームの合宿に派遣され、吉田沙保里らのスパーリングパートナーを務め、その練習の中で実力をつけ、同年の全日本大学選手権で優勝、以後、3連覇を達成する。2013年は全日本学生選手権も制した。
階級区分変更で2014年から61kg級へ。全日本選抜選手権で2位となり、世界選手権(ウズベキスタン)へ出場(初戦敗退)。世界学生選手権(ハンガリー)へも出場して5位入賞。12月の全日本選手権で初優勝を達成した。
2015年は5月のアジア選手権(カタール)で、国際大会初のメダルとなる銅メダルを獲得した。
![]() 2007年全国中学生選手権で優勝した時の鴨居 |
![]() 今年5月のアジア選手権。香川中央高時代の恩師・沖山功審判員の前で国際大会初のメダル獲得 |