2015.08.01

【2015年世界選手権/日本代表選手・略歴】男子フリースタイル61kg級・鴨居正和(自衛隊)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

男子フリースタイル61kg級・鴨居正和(かもい・まさかず=自衛隊)


【生年月日(年齢)・出身地】1992年5月27日生まれ(23歳)、香川県生まれ。

  【出身クラブ・出身校】香川・高松クラブ。香川・香川中央高~山梨学院大卒

  【所属】自衛隊

  【身長】167cm

  【成績】四つ子の末っ子で(他に兄が1人)、生まれた時の体重は1600グラム。小学校4年の時から、元世界選手権代表の山下忍代表(茨城・霞ヶ浦高~日体大卒)が運営する高松クラブでレスリングを始める。香川・紫雲中時代の2007年に全国中学生選手権47kg級で優勝。香川県からは17年ぶりの優勝だった。

 香川・香川中央高へ進み、2010年の全国高校選抜大会で同校から初の王者へ。インターハイは2位だったが、全国高校生グレコローマン選手権でも優勝した。

 2011年に山梨学院大へ進学し、同年の全日本大学選手権で2位へ。2012年ロンドン・オリンピックへ向けて全日本女子チームの合宿に派遣され、吉田沙保里らのスパーリングパートナーを務め、その練習の中で実力をつけ、同年の全日本大学選手権で優勝、以後、3連覇を達成する。2013年は全日本学生選手権も制した。

 階級区分変更で2014年から61kg級へ。全日本選抜選手権で2位となり、世界選手権(ウズベキスタン)へ出場(初戦敗退)。世界学生選手権(ハンガリー)へも出場して5位入賞。12月の全日本選手権で初優勝を達成した。

 2015年は5月のアジア選手権(カタール)で、国際大会初のメダルとなる銅メダルを獲得した。

2007年全国中学生選手権で優勝した時の鴨居

今年5月のアジア選手権。香川中央高時代の恩師・沖山功審判員の前で国際大会初のメダル獲得