※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
シニア初の国際大会優勝を飾った高橋侑希(山梨学院大)
高橋はスペインとエストニアの選手に連勝したあと、準決勝で3月のU-23欧州選手権2位のゲオルギ・バンゲロフ(ブルガリア)を7-0で撃破。決勝で昨年の世界ジュニア選手権55kg級優勝のアザマト・ツスカエフ(ロシア)を3-1で破った。
高橋は2010年のユース・オリンピック以来の国際大会優勝で、昨年の銀メダルに続いてこの大会のメダルを獲得した。
鴨居は1試合勝ったあとの準決勝で2006年55kg級世界王者で今年の欧州選手権5位のラドスラフ・ベリコフ(ブルガリア)を破って決勝へ進んだ。しかし。2013年世界選手権60kg級2位のウラジイーミル・デュボフ(ブルガリア)に3-6で敗れた。
高谷は準決勝までの3試合をテクニカルフォールで圧勝したものの、決勝でアリレザ・ガセミ(イラン)に0-4で敗れた。
石田は準決勝で昨年の世界選手権9位のゲオルギ・ブクアー(ルーマニア)に敗れた後、中国選手を破った、
国別対抗得点は、トルコ、ロシアに次いで3位だった。各階級の成績は下記の通り。
◎男子フリースタイル
【57kg級】高橋侑希(山梨学院大) 優勝=15選手出場
決 勝 ○[3-1]Azamat Tuskaev(ロシア)
準決勝 ○[7-0]Vangelov Georgi(ブルガリア)
2回戦 ○[Tフォール、10-0]Aleksei Basakov(エストニア)
1回戦 ○[Tフォール、13-0]Juan Pablo Gonzalez(スペイン)
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【61kg級】鴨居正和(自衛隊) 2位=12選手出場
決 勝 ●[3-6]Vladimir Dubov(ブルガリア)
準決勝 ○[7-2]Radoslav Velikov(ブルガリア)
2回戦 ○[10-7]Beka Lomtadze(ジョージア=グルジア)
1回戦 BYE
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【65kg級】石田智嗣(警視庁) 3位=15選手出場
3決戦 ○[4-1]Haiwei Ling(中国)
準決勝 ●[1-5]George Bucur(ルーマニア)
2回戦 ○[2-1]Kevin Henkel(ドイツ)
1回戦 BYE
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【74kg級】高谷惣亮(ALSOK) 2位=25選手出場
決 勝 ●[0-4]Alireza Ghasemi(イラン)
準決勝 ○[Tフォール、10-0]Martin Obst(ドイツ)
3回戦 ○[Tフォール、14-4]Razaei Ghaleh Morteza(イラン)
2回戦 ○[Tフォール、10-0]Mihaly Nagy(ハンガリー)
1回戦 ○[Tフォール、10-0]Alberto Martinez Navarro(スペイン)
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【97kg級】山口剛(ブシロード) 7位=22選手出場
敗復2 ● [1-10]Mohammadhossein Mohammadian(イラン)
敗復1 ○[フォール、4-4]Riza Yildirim(トルコ)
2回戦 ●[0-5]Elizbar Odikadze(ジョージア=グルジア)
1回戦 ○[5-0]Amin Rabei Aly Hamdy(エジプト)
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《国別対抗得点》
[1]トルコ 60点、[2]ロシア 54点、[3]日本 40点