2015.06.29

木村安里(群馬大)の話…国立大の学生選手としてレスリング界初の世界選手権出場を決める

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ■国立大の現役選手初の世界選手権出場を決めた木村安里の話「世界選手権代表に決まってとてもホッとしています。日本で勝つのは(世界で勝つより)きついと分かっていたけど、そこで勝てたのは、うれしいです

 国立大学で珍しいって見られている。至学館大学のように(レスリングで)有名じゃないので、自分は伸び伸びできる。私にとっていい環境です。地元でも取材をたくさん受けて、『国立大学ですごいですね』って言ってもらえました。

  全日本選抜選手権が終わって、代表は決まったと思っていた。(選考のための)合宿をすることが決まって不安がありました。代表になっても、ならなくても、 (レスリングを)頑張ることは一緒でした。練習試合もある合宿ではプレッシャーがありましたが、そこで勝てて成長しました。世界選手権に出るには、それだ け強くないとダメなんだなと思いました。

 代表に選ばれたからには、2位、3位の人以上に追い込んで、練習していきたい。出るからには優勝です。組み手負けせず、相手に圧力をかけて攻めるレスリングをしたいです」