※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は、来年春に行われるリオデジャネイロ・オリンピック予選の期間と開催地を正式に発表した。パンアメリカン予選の場所が未定だったが、米国・ダラス(カレンダーでは同じテキサス州の「フリスコ」となっている」で当初の予定より約1ヶ月早く行われることになった。
アジア関係分は4月初めの段階に明らかになった予定と変更はない。
オリンピック予選の日程は下記の通り。
◎2015年
9月7日(月)~12日(土):世界選手権(米国・ラスベガス)
◎2016年
3月4日(金)~6日(日):パンアメリカン予選(米国・ダラス)
3月18日(金)~20日(日):アジア予選(カザフスタン・アスタナ)
4月1日(金)~3日(日):アフリカ&オセアニア予選(アルジェリア・アルジャー)
4月15日(金)~17日(日):欧州予選(セルビア・ズレニャニン)
4月22日(金)~24日(日):世界予選第1戦(モンゴル・ウランバートル)
5月6日(金)~8日(日):世界予選最終戦(トルコ・イスタンブール)
《代表枠獲得システム》
■第1ステージ:2015年世界選手権(9月7~13日、米国・ラスベガス)
・各スタイルとも、2015年の大陸選手権に出場した階級数と同じ階級数にしか出場できない。
・各階級上位6選手が出場枠を獲得(18階級×6選手=108選手が出場枠獲得)。
■第2ステージ:各大陸予選(2016年3~4月、アジア予選は=3月18~20日:カザフスタン・アスタナ)
・4地域(アジア、欧州、北中南米、アフリカ&オセアニア)で予選を実施。
・各スタイルとも、同年2月の各大陸選手権に出場した階級数と同じ階級数にしか出場できない(アジア選手権は2月17~21日、タイ・バンコク)
・第1ステージで出場枠を獲得した国は出場できない。
・各階級とも上位2選手が出場枠を獲得(4地域×18階級×2選手=144選手が出場枠獲得)。
■第3ステージ:世界予選第1戦(4月22~24日、モンゴル・ウランバートル)
・各階級とも、第2ステージまでに出場枠を取っていないすべての加盟国が出場できる。
・男子各スタイルの各階級は上位3選手、女子は各階級上位2選手が出場枠を獲得(男子は12階級×3選手、女子は6階級×2選手の計48選手が出場枠を獲得)。
■第4ステージ:世界予選最終戦(5月6~8日、トルコ・イスタンブール)
・各階級とも、第3ステージまでに出場枠を取っていないすべての加盟国が出場できる。
・各階級とも上位2選手が出場枠を獲得(18階級×2選手=36選手が出場枠を獲得)。
(その他、ワイルドカードによる出場枠があるが、日本には無縁と思われる)