※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(公財)日本レスリング協会
審 判 委 員 会
グレコローマンスタイルルールの変更について
*全ての年代の変更点は以下のとおりとする
1)全ての反則は「○+2」とする。
*頭突き・平手打ち・全ての脚を使う反則(攻撃者・防御者共)
シングレットを掴む行為・指を絡める行為等(禁止事項)
攻撃者の反則は1回目注意し、2回目は ○+2とする。
*場外逃避・技術回避はダイレクトに○+2とする。
*パーテレポジッションのフライング(上・下の選手共)
*スタンドの反則はスタンドからグランドの反則はパーテレからスタート。
2)大技の投げの5点は継続。
3)スタンドからダイレクトのデンジャーは4点。
パーテレからリフトでのダイレクトデンジャーは4点
4)スタンドからのデンジャーにならない投げ技は2点(コレクトホールド)
パーテレからリフトのデンジャーポジッションにならない場合は2点
5)場外に1足でた場合は従来通り、1Pとする。しかし攻撃選手が技をかけて1足でた場合はペナルティはなしとする。
*押し出しはNo Point
*攻撃者は1足出たあとの技は有効とする。
*攻撃者は2足出たあとの技は無効とする。(No Point・No Penalty)
6)パーテレの反則について
*パーテレでの防御者は両手を開いて守らなければならない。
*防御レスラーが攻撃レスラーのホールドを防ぐために肘を身体に近づけたり(脇を締める)肘や膝・脚を閉じることをしてはならない。
違反するレスラーに対し、口頭注意が与えられ従わない場合、または再度行った場合は○+2点が与えられ再度、パーテレから再会する。
7)全てのガッツレンチは2点とする。(回数に制限なし)
*攻撃者が肩をついた場合(オートツッシュ)は1-2とする。
シニア階級の変更点について
1)オーダードパーテレの継続(○でなくPを与える)
1回目 試合を止めずに明確な口頭注意(Pマーク)
2回目 試合を止め、Pを与え上・下の選択
3回目 試合を止め、P+1を与え上・下の選択
3回目以降 P+1を与え上・下の選択を行う。
*0-0の場合は4分30秒以内にどちらかのレスラーに3回目の注意を与え1点を成立させなければならない。
その他の年齢グループの変更(スクールボーイ・カデット・ジュニア・U23)
1)オーダードパーテレの廃止
1回目 試合を止めず口頭注意(レマーク)
2回目 試合を止めずPを与える。
3回目 試合と止めずP+1を与える。
4回目 試合を止めずPを与える
5回目 試合を止めずP+1を与える。
*2回目のPで相手に1点を与えるが試合は中断しない。
追記
*チャレンジのVTRをみる審判員は
審判長(インストラクター)
ジュリー(スーパーバイザー)
マットチャーマンの3名とする。
*ポイントはジュリーが提示し、プラスポイントはマットチャーマンが提示する。
*以上の変更点は、5月13日より実施するものとする。