2015.05.02

シニアではパーテール・ポジションの選択ルールを継続…UWWが男子グレコローマンの改正ルールを発表

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界レスリング連盟(UWW)は4月30日、公式ホームページ上で男子グレコローマンのルール改正を発表した。今年初めから流れていた「コーション時におけるパーテール・ポジションの選択廃止」は、シニアでは見送られ、これまで通り、スタンドかグラウンドの選択が行われる。5月6日からのアジア選手権(カタール・ドーハ)は、このルールで行われる。

 数大会でテスト実施された「パーテール・ポジションの選択廃止、スタンド戦で続行」というルールは、来年のリオデジャネイロ・オリンピックが終わるまで保留とのことで、オリンピックもこのルールで実施される見込み。

 ただし、U-23(23歳以下)、ジュニア、カデットでは廃止され、スタンド戦で試合が続く。

 他に、5点技が復活し、ローリングでの獲得ポイントは常に2点となるなどのルールが加わる。

《男子グレコローマン・ルール、改正箇所=英語》

(注)日本協会審判委員会では、アジア選手権の最中に細部を確認し、そのあと発表します。