※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は4月30日、公式ホームページ上で男子グレコローマンのルール改正を発表した。今年初めから流れていた「コーション時におけるパーテール・ポジションの選択廃止」は、シニアでは見送られ、これまで通り、スタンドかグラウンドの選択が行われる。5月6日からのアジア選手権(カタール・ドーハ)は、このルールで行われる。
数大会でテスト実施された「パーテール・ポジションの選択廃止、スタンド戦で続行」というルールは、来年のリオデジャネイロ・オリンピックが終わるまで保留とのことで、オリンピックもこのルールで実施される見込み。
ただし、U-23(23歳以下)、ジュニア、カデットでは廃止され、スタンド戦で試合が続く。
他に、5点技が復活し、ローリングでの獲得ポイントは常に2点となるなどのルールが加わる。
(注)日本協会審判委員会では、アジア選手権の最中に細部を確認し、そのあと発表します。