※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
イランの女子レスリングをアピールしたイラン女子選手=提供・UWW
参加した1人のアクラム・カニーさんは「イラン女性もレスリングに参加できることをアピールするこうした機会を与えてくれた世界レスリング連盟(UWW)に感謝します。私たちは、2人とも夫がいますが、ともに私たちの活動をサポートしてくれています」と話した。
もう一人のサヘル・グレンさんは「私はレスリングがとても好きです。イランの偉大なレスリングのヒーローに続きたい。近い将来、イランの女子レスリングは男子と同じように世界レスリング界の重要なポジションを占めると信じています」と、イラン女子レスリングの展望を述べた。
UWWスポーツ・フォー・オール委員会のゲオルギ・ブリュソフ委員長(ロシア)は「オリンピックのレスリングは、世界の多くのレスリングの(格闘技)の基盤の上に成り立っている。多くの国のレスリングの文化と歴史が重要です」と、イランや欧州とアジアの一部で盛んなベルト・レスリングの重要性を話し、こうした動きがUWWの活動を支えてくれると評価した。