※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
ロシア・ヤクーツのレスリング記者、ペテル・パブロフ氏は、現在行われなくなったワールドカップの個人表彰の復活を提案。今月11~12日に米国・ロサンゼルスで行われた男子フリースタイルのワールドカップの個人順位を下記の通り発表した。
団体戦であるワールドカップだが、1973年の開始からしらばくの間は、各階級に出場した選手の勝ち点を合計し、その多寡によって個人の順位も決め、表彰もしていた。1990年頃から表彰は行われなくなったが、データべースでは個人順位をつけていた。昨年からそれもなくなった。
パブロフ氏は、ファンや関係者の関心を引くためにも必要とアピールし、今回、各試合結果をもとに順位をつけたという。勝ち点の合計による順位ではなく、まず「勝利数」が基準。同じ勝ち星の場合は、得失点差や内容などで順位を分けている。
世界レスリング連盟(UWW)は、ファンの関心をひくため、毎月、各スタイルのランキングを発表している。それだけに、一考の必要がありそうだ。
【57kg級】
[1]Yowlys Bonne(キューバ) 4勝
[2]Hassan Rahimi(イラン) 3勝
[3]Tony Ramos(米国) 2勝
【61kg級】
[1]Benham Ehshanpur(イラン) 4勝
[2]Haji Aliyev(アゼルバイジャン) 3勝
[3]Rekep Aktas(トルコ) 2勝
[3]Murshid Mutalimov(ロシア) 2勝
【65kg級】
[1]Brent Mecalf(米国) 4勝
[2]Mandahnaran Ganzorig(モンゴル 3勝
[3]Saeed Mohammadi(イラン) 2勝
【70kg級】
[1]Israil Kasumov(ロシア) 4勝
[2]Hassan Yazdani(イラン) 4勝
[3]Nick Marable(米国) 2勝
【74kg級】
[1]Jordan Burroughs(米国) 4勝
[2]Livan Lopez(キューバ)3勝
【86kg級】
[1]Mustafa Jokar(イラン) 3勝
[2]Dauren Kurugliev(ロシア) 3勝
[3]Omargadzhi Magomedov(ベラルーシ 2勝
【97kg級】
[1]Sharip Sharipov(アゼルバイジャン) 4勝
[2]Jake Varner(米国) 3勝
[3]Javier Cortina(キューバ)3勝
【125kg級】
[1]Alexei Shemarov(ベラルーシ) 3勝
[2]Tervel Dlagnev(米国) 2勝
[3]Kameyl Qasemi(イラン) 2勝
[3]Parviz Hadi(イラン) 2勝