2015.04.16

2020年東京オリンピック会場候補に千葉・幕張メッセが浮上

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 共同通信など多くのメディアが報じたところによると、宙に浮いていた2020年東京オリンピックのレスリング、テコンドー、フェンシングの試合会場が、千葉市にある「幕張メッセ」に絞り込まれたことが分かった。

 オリンピック組織委員会の森喜朗会長と千葉県の森田健作知事が4月14日に会談し、同知事も歓迎の意を示した。最終的な決定ではなく、今後、国際競技連盟(IF=レスリングの場合は世界レスリング連盟)とも協議し、IFによる会場視察が行われるという。

 3競技は当初、東京・有明にある東京ビッグサイトでの開催が予定されていたが、同所に設置される国際放送センターのスペースを広くとる必要が出てきため、3会場の場所を変更することになった。

 幕張メッセは、選手村から高速道路を使って約30分の距離にある。これまで、1991年に卓球、1995年に柔道、1998年にバレーボールの世界選手権などが開催され、2005年のインターハイでは総合開会式場として使用されている。