※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
やはり、レスリングは動物の闘争本能そのもの格闘技だった! 米国のUPI通信が報じたところによると、オーストラリアのビクトリア州でアシュトン・ウェブスターさんが犬を連れて散歩していた時にコアラ同士のケンカに遭遇。動画に撮影し、You-tubeにアップしたが(下記)、この闘いがレスリングそっくりと話題になっている。
両者ともフリースタイルの構えで、相手のタックルをかわしてバックを狙う。転がされてもすぐに立ち上がり、最後は相手の両肩を地面につけての“フォール勝ち”。犬の“仲介”も気がつかないほど必死の闘いは、レスリングの試合を見ているような展開。
相手のバックを取るという行為は、相手に攻撃をさせない最高の手段であり、仰向けにして身動きできないようにするのは勝利の印(?)。紀元前3000年の壁画に描かれているなど、レスリングが人類の歴史とともに存在してきた理由が、ここにあった?