※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
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国際舞台にデビューするイランの女子ベルト・レスラー
スポーツ・アコードとは、1967年に設立された国際オリンピック委員会 (IOC)の承認団体(旧GAISF)。93の国際スポーツ競技団体 (IF)とパラリンピック、ワールドゲームズなど16の国際スポーツ関係団体の合計109の国際スポーツ団体が、スポーツの普及やオリンピック・ムーブメントの推進、アンチ・ドーピングの徹底などを目的に参加している世界最大のスポーツ組織。現在は国際柔道連盟のマリウス・ビゼール会長が会長を務めている。
毎年1回、国際会議が開かれ、各団体の理事会や総会、セッション、セミナーなどが行なわれるほか、競技団体やイベント開催都市などがブースが設置し、PR活動を行うなどしている。
2013年5月にロシア・サンクトペテルブルグで行われた会議は、同所で開催された国際オリンピック委員会(IOC)理事会の直前に行われ、2020年オリンピックの存続を目指して野球など7競技を相手にした“生き残り戦”に挑んでいたレスリングは、この会議でIOC関係者などに存続のための積極的なPRを行った。
今年は、世界レスリング連盟(UWW)の女子普及の努力をPRするため、イランの女子ベルト・レスラーを招待してデモンストレーションを行う。
UWWは、1月にIOC博物館で、IOCのトーマス・バッハ会長(ドイツ)を招いて女子レスリング普及キャンペーン「スーパー8」の開始式を開催。今月7~8日にサンクトペテルブルグで行われた女子ワールドカップの際には、UWW女性委員会のイランの女性メンバー2人の出席のもとに委員会を開催。女子の普及促進へ向けた活動に力を入れている。