※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
2年連続優勝を達成した日本チーム
日本は48.53kg級を連勝したあと、55kg級の菅原ひかり(至学館大)、58kg級に川井梨紗子(至学館大)がともに昨年の世界選手権2位の選手を撃破する殊勲。60kg級の村田夏南子(日大)もテクニカルフォールで勝って5勝目を挙げ、勝負を決めた。
日本は2004年のアテネ・オリンピック以降、同年のほか、2005・06・12・14年に優勝しているが、オリンピック代表選手がいないチームで優勝したのは初めて。
3位決定戦はモンゴルが米国を下した。以下、アゼルバイジャン、ウクライナ、ポーランド、スウェーデンの順。
各試合結果は下記の通り。
![]() 木名瀬重夫監督から激闘をねぎらわれる |
![]() 日本協会の福田富昭会長と富山英明常務理事に優勝の報告 |
▼決勝
日本○[5-3]●ロシア
※日本は2年連続8度目の優勝
階級 | 日 本 | 結 果 | ロ シ ア | ||
48kg | 宮原 優 (東洋大) |
○ | 14-6 | ● | Nadezhda FEDOROVA |
53kg | 浜田千穂 (日体大) |
○ | 4-3 | ● | Mariia GUROVA |
55kg | 菅原ひかり (至学館大) |
○ | 6-0 | ● | Irina OLOGONOVA |
58kg | 川井梨紗子 (至学館大) |
○ | 5-1 | ● | Valeria KOBLOVA |
60kg | 村田夏南子 (日 大) |
○ | Tフォール、 4:34=11-0 |
● | Zhargalma TCYRENOVA |
63kg | 伊藤友莉香 (自衛隊) |
● | 不戦敗 | ○ | Inna TRAZHUKOVA |
69kg | 工藤佳代子 (自衛隊) |
● | フォール、 3:25=2-12 |
○ | Natalia VOROBEVA |
75kg | 鈴木博恵 (クリナップ) |
● | 0-4 | ○ | Ekaterina BUKINA |
▼3位決定戦
モンゴル○[5-3]●米国
▼5・6位決定戦
アゼルバイジャン○[4-4]●ウクライナ
※勝ち点合計はアゼルバイジャンが16-15
▼7・8位
ポーランド○[5-3]●スウェーデン