2015.03.09

【女子ワールドカップ・日本選手談話】58kg級・川井梨紗子(至学館大)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

■58kg級・川井梨紗子 (至学館大)の成績
予選1 ○[フォール2:12=9-0]Aleksandra Wolczynska(ポーランド)
予選2 ○[Tフォール、0:57=10-0]Allison Ragan(米国)
予選3 ○[Tフォール、2:12=12-1]Irina Netreba(アゼルバイジャン)
決 勝 ○[5-1]Valeria Koblova(ロシア)

■58kg級・川井梨紗子(至学館大)「どの試合も前(軽量級)の選手が勝ってくれ、自分が勝てばチームの勝利にあと1勝、となるようなケースでした。絶対に流れを止めてはいけないという気持ちで闘え、それがよかったと思います。

 決勝のバリア・コブロワ(ロシア)はずっとやりたかった相手。(吉田)沙保里さんに勝った時から(2012年ワールドカップ=東京)、いつかはこの選手とやらなければならならないと思っていました。去年の世界選手権の決勝で(伊調)馨さんとやっているのを見て、この選手に勝てなければ世界で勝てないと強く思い、馨さんとともに目標の選手でした。

 馨さんに挑む一番手になるため、気持ちを奮い立たせました。ビデオを見て、体感が強くて技の切りが強い選手だったので、むやみに入らず、崩しを中心に攻めようと思ったことがよかったと思います。先にアクティブタイムが来て1点を取られましたが、焦りはなかったです。

 世界2位の選手に勝ったのですから、馨さんに挑戦できる一番近い位置にいるのは自分だと、勝手にですけど、思っています」