2015.03.09

【女子ワールドカップ・日本選手談話】55kg級・菅原ひかり(至学館大)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

■55kg級・菅原ひかり(至学館大)の成績
予選1 ○[10-4]Katarzyna Krawczyk(ポーランド)
予選2 ●[フォール、0:12=0-4]Helen Maroulis(米国)
予選3 ○[8-6]Natalya Sinishin(アゼルバイジャン)
決 勝 ○[6-0]Irina Ologonova(ロシア)

■55kg級・菅原ひかり(至学館大)「初日のヘレン・マロウリス(米国=世界3位)戦でふがいない試合をしてしまったので、決勝(イリーナ・オロゴノワ=ロシア、世界2位)は絶対に負けられないという気持ちで臨みました。

 世界2位の選手が相手というプレッシャーより、自分が落としたらチームの負けにつながってしまうというプレッシャーの方を感じました。チームの団結力に助けられたことと、間もなく吉田(栄勝)先生の一周忌ということで、先生が力を与えてくれたのだと思います。

 アメリカ戦は、足がふわふわして軽くなっていた時に取られ、一気にたたみかけられてしまいました。自分の一番悪いところです。世界2位を破っても、3位に勝てないのですから、世界チャンピオンになるためにやることは、まだたくさんあります。守りに入ると負けてしまうので、自分から攻めることを心がけ、ポイントを取りにいく練習をしたいです」