2015.03.09

【女子ワールドカップ・日本選手談話】53kg級・浜田千穂(日体大)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

■53kg級・浜田千穂 (日体大)の成績
予選1 ○[6-4]Roksana Zasina(ポーランド)
予選2 ○[4-2]Whitney Conder(米国)
予選3 ○[4-1]Anzhela Dorogan(アゼルバイジャン)
決 勝 ○[4-3]Mariia Gurova(ロシア)

■53kg級・浜田千穂(日体大)「去年は優勝していますけど、2年前のモンゴル大会で3位に終わった悔しさがありました。その時のメンバーのうち、4人が今回のメンバーにも入っていて、今回こそ優勝、という気持ちでした。優勝できてうれしい。

 最低でも全勝、と言われてきたので、内容に満足はしていませんが4戦全勝だったことはよかったです。決勝の相手(マリア・グロワ=ロシア)は思った以上にパワーがあって圧倒されましたが、第2ピリオドに攻めて何とか逆転できました。ラスト1分あれば、自分の形で取れるかな、とは思いますが、自分の形になる展開をもっと早くできるようにしないといけないです。

 今回は2kgオーバー計量なので、53kg級で闘ったといっても、今までとあまり変わりなかったというのが正直なところです。研究もされてくるでしょうし、自分の形をつくらないと勝っていけないと思います。左ひざのけがが治り切らず、練習不足という面はありました。常に練習できる状況でないと、試合では厳しいですね。けがをしっかり治して全日本選抜選手権に挑みたい」