男子両スタイル全日本チームのイラン遠征は中止

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　男子両スタイルの全日本選抜チームは、２月２日から14日までイランへ遠征し、合宿練習と大会（タクティカップ）出場を行う予定だったが、「ＩＳＩS（いわゆるイスラム国）」で邦人が拘束され殺害された事件を受け、安全のために遠征を取りやめた。

　今回の事件にイランはからんでおらず、ＩＳＩＬはイランで大多数を占めるイスラム教徒とは無関係の過激集団だが、中東地域が緊迫した情勢であるため、大事をとった。

　イラン遠征は全日本選手権の１、２位を中心としたメンバーが参加する予定だった。強化委員会では、代替の遠征を検討している。