2014.12.04

2014年アジア大会チャンピオン(11)…男子グレコローマン71kg級/鄭智鉉(韓国)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

【男子グレコローマン71kg級】
鄭智鉉(韓国=Jung Ji-Hyun)


■鄭智鉉の2014年アジア大会成績
決  勝 ○[Tフォール、1:22=9-0]Dilshodjon Turdiev(ウズベキスタン)
準決勝 ○[9-6]Saeid Abdvali(イラン)
2回戦  ○[Tフォール、1:52=8-0]YADAV K(インド)
1回戦   BYE

 1983年3月26日生まれ、31歳。15歳からレスリングを始める。2002年アジア大会55kg級6位、2003年世界ジュニア選手権出場を経て、2004年アテネ・オリンピック60kg級の代表へ。ノーマークの21歳ながら、前年の世界王者を破るなどして優勝。周囲をあっと言わせた。

 その後、2007・10年世界選手権3位、その間の2008年北京オリンピック9位、2010年アジア大会2位など優勝から見放される。2012年ロンドン・オリンピックは8位に終わり、現役引退と思われた。

 しかし、1年間の休養を経て出場した71kg級の国内大会で勝ち、続くアジア選手権でも優勝。上の階級でも実力を発揮し、アジア大会でも勝ち抜いた。

(撮影=矢吹建夫)

【2014年アジア大会・男子グレコローマン71kg級メダリスト】
[1]Jung Ji-Hyun(鄭智鉉=韓国)
[2]Dilshodjon Turdiev(ウズベキスタン)
[3]Saeid Abdvali(イラン)
[3]Shermet Permanov(トルクメニスタン)