※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界レスリング連盟(UWW)は11月18日、9月の世界選手権(ウズベキスタン)の男子フリースタイル97kg級で銅メダルを取ったサミル・エルドガン(トルコ)のドーピング違反が確定したことを発表した。採取したA検体から禁止されているアナボリック・ステロイドの成分が検出され、その後のB検体検査でも陽性が認められた。
エルドガンは世界選手権での記録をはく奪され、2016年10月まで2年間の活動停止処分が下された。
エルドガンの銅メダルがはく奪されたことで、3位決定戦でエルドガンに敗れたハビエル・コルティナ・ラセルラ(キューバ)が3位へ繰り上がった。国別対抗得点でも、トルコの得点41点が33点に下がり、35点のアゼルバイジャンが3位と変更された。