カデット・ジュニアの男女11選手がアゼルバイジャンで合宿へ

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

清水聖志人（JWF　2020TAコンソーシアム）

　文部科学省委託事業／独立行政法人日本スポーツ振興センター再委託事業2020ターゲットエイジ育成・強化プロジェクト「タレント発掘・育成コンソーシアム」の一環にて展開する「海外育成プログラム」のトライアルに男子グレコローマンスタイルカデット世代の選抜メンバー3名、女子カデット世代・ジュニア世代の選抜メンバー8名とスタッフを派遣する。

　グレコローマンスタイルに関しては、2014年世界カデット選手権及び世界ジュニア選手権の国別対抗戦優勝という結果より、グレコローマンの育成が最も進んでいると考えられることから同国を海外育成プログラムの候補地として選定した。

　女子に関しては、2014年世界ジュニア選手権の国別対抗戦3位という結果や、シニアにおいて48kg級のマリア・スタドニクや58kg級のユリア・ラケトビッチなど世界選手権優勝経験者を擁しており、日本に次いで女子レスリングの育成・強化が進んでいると考えられることから同国を海外育成プログラムの候補地として選定した。

　両スタイルとも首都バクーに所在するナショナルトレーニングセンターにて、合同キャンプ及びトレーニングマッチを実施する。

　選手団は、11月1日に成田空港を出発し、アゼルバイジャン・バクーにて行われるキャンプに参加する。

　対象メンバーは、2020ターゲットエイジ育成・強化プロジェクト「タレント発掘・育成コンソーシアム」にて行われた「U-15/カデット世代グレコローマンスタイルスペシャリスト育成キャンプ」、「女子U-15/カデット世代国内育成プログラム」の参加者より選抜された。

　チームは11月8日に帰国する。

　◎スタッフ

【チームリーダー兼女子コーチ】清水 聖志人(JWF　2020TAコンソーシアム)
【グレコローマンスタイルコーチ】元木康年(自衛隊体育学校)
【総　務】筒井 穣(JWF 事務局)
【トレーナー】川崎淳（ハンズコーポレーション）

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　◎選手　

　【グレコローマン】
鈴木 絢大　静岡県：飛龍高等学校
梅林 太朗　東京都：帝京高等学校
吉田 隆起　和歌山県：和歌山北高等学校

　【女子】
田南部夢叶　東京都：稲付中学校
須崎優衣　　 東京都：稲付中学校
中村未優　　 埼玉県：埼玉栄高等学校
五十嵐未帆　愛知県：至学館高等学校
谷口由夏　　 大阪府：堺リベラル中学校
奥野春菜　　 三重県：久居高等学校
川井友香子　愛知県：至学館高等学校
入江くみ　　   福岡県：小倉商業高等学校