2014.10.02

【アジア大会最終日・談話】男子グレコローマン66kg級・松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 ■男子グレコローマン66kg級・松本隆太郎(群馬ヤクルト販売)「(決勝は地元韓国との対戦だったため)雰囲気とかで相手にコーションは行かないと分かっていました。コーチ陣には『2点くらい負けている気持ちでやれ』と言われました。

 まさにその通りだと思ったし、そこで取れない自分の弱さがあった。連続でポイントを取られて詰めが甘かった。取り切れないのは、自分が悪いので(韓国の)ホームとか関係ない。(勝てなくて)申し訳ないです。(前回よりいい成績ですが)悔しいです。

 ロンドン・オリンピックが終わって、どうしようかと少し気持ちが切れた時もあって、そこからたくさんの人に支えられて、アジア大会に臨んできた。初めての66kg級は、対戦相手がみんなでかいと感じた。だが、(相手が)減量している分、減量なしの自分は動けると思った。

 昨日の時点では、オリンピックと違って減量もなかったので、気持ちが上がってこないなと思ったが、今日、試合会場を見て、この舞台に立てるって幸せだなと思った。一戦一戦、この大会を目標としてきたので、(この大会が次の試合の糧になるかどうかは)終わったばかりの今は、何とも言えない状況です」