※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
中国・南京で行われているユース・オリンピックのレスリング競技最終日は8月27日、男子フリースタイルが行われ、76kg級の山崎弥十朗(埼玉・埼玉栄)が4試合を勝ち抜いて優勝した。今大会では女子の向田真優(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)に続く優勝で、日本男子としては4年前の高橋侑希(54kg級)に続いての優勝となった。
山崎は4選手で争われる総当たりの予選リーグで、レスリングの強豪国のアルメニアの選手を含めて3連勝。決勝は今年の世界カデット選手権に出場したアルシュディープ・シモニア(グルジア)を10-0のテクニカルフォールで下した。4試合を通じて無失点だった。
山崎は、今年5月のアジア選手権(タイ)で優勝、7月の世界カデット選手権(スロバキア)で銅メダルを獲得しており、国際大会を3大会連続でメダル獲得。
各試合結果は下記の通り。
◎男子フリースタイル
【76kg級】山崎弥十朗(埼玉・埼玉栄) 優勝=8選手出場
決 勝 ○[Tフォール、10-0]SIMONIA Meki(グルジア)
予選3回戦 ○[Tフォール、10-0]VOU Iafeta(アメリカンサモア)
予選2回戦 ○[Tフォール、10-0]GURM Arshdeep(カナダ)
予選1回戦 ○[5-0]HOVSEPYAN Sargis(アルメニア)