※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界ジュニア選手権最終日は8月10日、クロアチア・ザグレブで男子フリースタイル4階級が行われ、66kg級の高谷大地(拓大)が銅メダルを獲得。2011年世界カデット選手権3位以来の国際大会のメダルを手にした。
高谷は初戦で昨年の世界カデット選手権63kg級優勝、今年7月のスペインGP2位のアーロン・ピコ(米国)に黒星。ピコが決勝に進んだことで敗者復活戦に回り、欧州ジュニア選手権3位のサーコ・ラシトカノフ(ベラルーシ)ら2選手を破って3位決定戦へ。ミハイル・ゲオルギエフ(ブルガリア)に14-1のテクニカルフォールで勝った。
55kg級の大城一晟(国士舘大)は初戦を勝ったものの、2回戦でアゼルバイジャン選手に敗れ、敗者復活戦でもカザフスタン選手に敗れた。84kg級の松坂誠應(日体大)も初戦の2回戦で勝ったあと、3回戦と敗者復活戦に連敗。
120kg級の宮原将裕(大東大)は初戦で敗れ、敗者復活戦に回れなかった。
男子フリースタイルは銅1個を獲得。2012年以来のメダルを獲得した。国別対抗得点は14点をマークして10位だった。
各選手の成績は下記の通り。(写真提供=全日本チーム。スマホ等では右側が切れる場合があります)
![]() 銅メダル獲得の高谷大地(拓大) |
![]() 男子フリースタイル・・チーム |
◎男子フリースタイル
【55kg級】大城一晟(国士舘大) 10位=23選手
敗復戦 ●[フォール、2-3]Vladimir Kurdin(カザフスタン)
2回戦 ●[フォール、0-3]Michalan Hasan-Zada(アゼルバイジャン)
1回戦 ○[Tフォール、10-0]Theocharis Kalanidis(ギリシャ)
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【66kg級】高谷大地(拓大) 3位=27選手出場
3決戦 ○[Tフォール、14-1]Mihail Georgie(ブルガリア)
敗復2 ○[フォール、6-0]Surkho Rashitkhanov(ベラルーシ)
敗復1 ○[Tフォール、10-0]Kyrillos Binembaoum(ギリシャ)
1回戦 ●[5-7]Aron Pico(米国)
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【84kg級】松坂誠應(日体大) 11位=23選手出場
敗復戦 ●[8-11]Mraz Dzhafarian(ウクライナ)
3回戦 ●[Tフォール、0-10]Areza Karmimachiani(イラン)
2回戦 ○[6-3]Vedat Ismailov(ブルガリア)
1回戦 BYE
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【120kg級】宮原将裕(大東大) 17位=20選手出場
1回戦 ●[Tフォール、0-10]Rangi Roubaljeet(インド)
※敗者復活戦へ回れず