2014.08.07

園田新(拓大)が5位…世界ジュニア選手権第2日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界ジュニア選手権第2日は8月6日、クロアチア・ザグレブで男子グレコローマン4階級が行われ、120kg級の園田新(拓大)の5位が最高だった。

 園田は1回戦でカザフスタン選手をやぶったあと、2回戦で欧州ジュニア選手権3位のブラジスラフ・ボロニー(ウクライナ)も破った。しかし3回戦で昨年優勝のセルゲイ・セメノフ(ロシア)に黒星。敗者復活戦を勝って3位決定戦へ進んだものの、アダム・クーン(米国)に敗れ、メダルに手が届かなかった。

 66kg級の高橋昭五(日体大)は1回戦でカザフスタン、2回戦でブルガリア選手を連破したものの、3回戦で昨年5位のルヒン・ミカイロフ(アゼルバイジャン)に敗れ、敗者復活戦へ回れなかった。

 55kg級の市岡克利(拓大)は初戦の2回戦を勝ったものの、3回戦で黒星。84kg級の前田祐也(拓大)は初戦で敗れ、ともに敗者復活戦へ回れなかった。

 男子グレコローマはこの日で終わり、園田の5位が最高で、2年続いたメダルを逃してしまった。国別対抗得点は7点で23位だった。

 各選手の成績は下記の通り。


 ◎男子グレコローマン

 【55kg級】市岡克利(拓大)    11位=23選手出場
3回戦 ●[2-7]Ion Lefter(モルドバ)
2回戦 ○[10-8]Toufan Ahmadi(フィンランド)
1回戦  BYE

※敗者復活戦へ回れず

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 【66kg級】高橋昭五(日体大)    10位=32選手出場
敗復戦 ●[Tフォール、0-10]Daniel Cataraga(モルドバ)
3回戦  ●[Tフォール、0-9]Ruhin Mikayilov(アゼルバイジャン)
2回戦  ○[2-0]Deyvid Dimitrov(ブルガリア)
1回戦  ○[1-0]Abylaikhan Ambeyev(カザフスタン)

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 【84kg級】前田祐也(拓大)     15位=28選手出場
1回戦 ●[4-5]Vladimir Stankic(セルビア)

※敗者復活戦へ回れず

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 【120kg級】園田新(拓大)    5位=24選手出場
3決戦  ●[フォール、0-2]Adam Coon(米国)
敗復戦 ○[5-3]Ervin Imbierski(ポーランド)
3回戦  ●[Tフォール、0-11]Sergey Semenov(ロシア)
2回戦  ○[16-16]Vladyslav Voronyi(ウクライナ)
1回戦  ○[Tフォール、1-9]Salavat Akhmetkaliyev(カザフスタン)