2014.08.07

世界ジュニア選手権・男子フリースタイル・チームが出発

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 世界ジュニア選手権の初日で男子グレコローマンの4選手とも上位進出ならずという厳しい現実の報を受け、男子フリースタイル・チームが8月6日、クロアチア・ザグレブへ向けて出発した。

 原喜彦監督(新潟・県央工高教)は「高田専務理事から『金メダルを含め最低メダル3個は獲得するよう』と気合を入れられた。高谷大地(66kg級=拓大)、中田陽(60kg級=日体大)を中心にメダルを狙う。浅井翼(74kg級=拓大)も有力。軽量級へ期待している」と話し、小幡邦彦コーチ(山梨学院大職)は「アジア・ジュニア選手権で吉川裕介(96kg級=山梨学院大)が3位にいなっているので、重量級でもメダルを目指す。去年以上の成績を目指し、結果にこだわって試合に臨みたい」と気合を入れた。

 キャプテンに立候補した高谷は「一人ひとりが持っている力を十分に出して、いい試合にしたい」と話し、重量級の期待を背負う吉川は「アジア・ジュニア選手権で3位だったので、世界でどのくらい闘えるかを確認し、今後につなげたい」と話した。

 女子は4日に出発しており、7日からの試合に臨む。