2014.08.04

地元・神奈川の内藤由良(磯子工)らが勝ち進む…インターハイ第3日(個人戦)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

  三笠宮賜杯全国高校総体(インターハイ)レスリング競技は8月4日、神奈川・横須賀市総合体育館(横須賀アリーナ)で男女の個人戦がスタート。各階級のベスト8(女子はベスト4)が出そろった。

 春の全国高校選抜大会の王者で6月のアジア・ジュニア選手権で銀メダルを獲得した男子66kg級の藤波勇飛(三重・いなべ総合)は、初戦(2回戦)と3回戦をともに秒殺でフォール勝ち。初のインターハイ王者に向けて幸先のいいスタートを切った。

 8月16日から中国・南京で行われる第2回ユース・オリンピックに出場予定の男子84kg級、山崎弥十朗(埼玉・埼玉栄)も圧勝で勝ち進んだ。同級の反対ブロックには、地元・神奈川のエース、内藤由良(神奈川・磯子工)がおり、こちらも無失点の快勝でベスト8進出し、順調に勝ち進めば決勝で激突する。

 昨年、史上8人目となる1年生インターハイ王者となった成國大志(三重・いなべ総合)は階級を上げて55kg級に参戦しベスト8に進出。一方 春の全国高校選抜55kg級王者の藤田雄大(三重・いなべ総合)は成國と入れ替わって50kg級にエントリー。学校対抗戦の計量はパスしたが、個人戦では計量前に体調を崩して棄権した。

 そのほか、66kg級の米澤圭(秋田・秋田商)、74kg級の吉田隆起(和歌山・和歌山北)、120kg級の山本泰輝(静岡・飛龍)の春の王者は順当勝ちした。

 女子は、49kg級の加賀田葵夏(東京・文化女子学園)など有力選手が勝ち進んだ。


男 子 50kg 55kg 60kg 66kg 74kg 84kg 96kg 120kg

 女 子 44kg-52kg 56kg-70kg