※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界学生選手権第4日は7月11日、ハンガリー・ペーチで男子グレコローマン4階級が行われ、71kg級の中村尚弥(日体大)が銅メダルを獲得した。
中村は初戦でポーランド選手を破った後、準決勝で今年のワールドカップ出場のパトリック・スミス(米国)に7-9で黒星。しかし、3位決定戦でオーストリア選手をテクニカルフォールで下し、3位を確保した。
59kg級の松澤力也(日体大)も3位決定戦へ進んだが、昨年の欧州選手権3位で世界選手権出場のファティ・ウクンク(トルコ)にフォール負けし、5位に終わった。
80kg級の前田祐也(拓大)は1回戦と敗者復活戦で連敗。98kg級の米平安寛(宮崎県協会=日体大OB)は初戦で敗れて敗者復活戦に回れず、いずれも上位進出ならなかった。
各選手の成績は下記の通り。
※撮影=太田浩史監督。スマホ等では右側が切れる場合があります。
![]() 71kg級表彰式 |
![]() 3位入賞の中村尚弥(日体大) |
◎男子グレコローマン
【59kg級】松澤力也(日体大) 5位=11選手出場
3決戦 ●[フォール、0-2]Fatih Ucuncu(トルコ)
準決勝 ●[5-12]K.Zholchubekov(キルギス)
2回戦 ○[フォール、10-8]Dmytro Pyslar(ウクライナ)
1回戦 BYE
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【71kg級】中村尚弥(日体大) 3位=11選手出場
3決戦 ○[Tフォール、11-2]Stefan Fuchsreiter(オーストリア)
準決勝 ●[7-9]Patrick Smith(米国)
2回戦 ○[Tフォール、10-1]Jacek Maliszewski(ポーランド)
1回戦 BYE
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【80kg級】前田祐也(拓大) 9位=9選手出場
敗復戦 ●[0-6]Marius Braun(ドイツ)
2回戦 ●[Tフォール、0-8]Aslan Atem(トルコ)
1回戦 BYE
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【98kg級】米平安寛(宮崎県協会=日体大OB) 11位=12選手出場
1回戦 ●[0-1]Felix Radinger(ドイツ)
※敗者復活戦へ回れず