※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
国際レスリング連盟(FILA)は6月20日、公式ホームページ上で、9月7日にウズベキスタン・タシュケントで行われる総会での会長選挙が、ネナド・ラロビッチ会長(セルビア)のみの立候補となったことを報じた。総会では信任投票が行われるものと思われる。
同会長は2013年2月、当時のラファエル・マルティニティー会長(スイス)の辞任によって会長代行に就任。同年5月の臨時総会で会長となり、前会長の任期終了まで就任することになった。今回再選されれば、2020年まで6年間の任期を遂行する。
今年の総会では、7枠の理事選挙も行われる。今年で任期終了を迎えるのは、日本の福田富昭会長のほか、チャバ・ヘゲダス(ハンガリー)、ミハイル・マミアシビリ(ロシア)、チェノ・チェノフ(ブルガリア)、アクロルジャン・ルジエフ(ウズベキスタン)、ラファエル・マルティニティー(スイス)の6人。他に、今年初めに死去したマリオ・ペリコーネ(イタリア)の残り2年の任期を務める理事を選ぶ。
1996年から理事を務めた福田会長は、世代交代のため理事選に立候補せず、日本からは富山英明・日本協会常務理事(日大監督)が立候補する予定。
FILAは昨年の総会で、23人の理事のうち女性理事を最低3人はおくことを決めている。現在、女性理事は2人のため、6枠のうち1枠は女性理事となる。