2014.06.13

【6・14~15明治杯全日本選抜選手権・展望(23)】女子69kg級…土性沙羅(至学館大)が新たな階級でも強さ発揮するか?

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

男子グレコローマン 59kg級 66kg級 71kg級 75kg級 80kg級 85kg級 98kg級 130kg級
男子フリースタイル 57kg級 61kg級 65kg級 70kg級 74kg級 86kg級 97kg級 125kg級
 女    子  48kg級 53kg級 55kg級 58kg級 60kg級 63kg級 69kg級 75kg級

《大会要項》

■6月14日(土):
男子フリースタイル 61・70・86・97・125kg級 / 男子グレコローマン 59・71・80・98kg級 / 女子 55・60kg級・63・69kg級・75kg級

■6月15日(日):
男子フリースタイル 57・65・74kg級 / 男子グレコローマン 66・75・85・130kg級 / 女子 48・53・58kg級

 《女子・日本代表選考方法》
 アジア大会の代表は、48kg級=登坂絵莉、55kg級=吉田沙保里、63kg級=渡利璃穏、75kg級=浜口京子で決定済み。世界選手権の代表は、プレーオフは行わず、今大会で優勝した選手を候補として強化委員会で決定する。

 【女子69kg級展望】

 全日本選手権67kg級3連覇で、4月のアジア選手権(カザフスタン)で優勝した土性沙羅(至学館大)に、全日本選手権72kg級2位の新海真美(アイシン・エィ・ダブリュ)、同67kg級2位の工藤佳代子(自衛隊)が挑む。

 新海は2012年から72kg級で闘っており、約2年ぶりに体重を落とした闘いに挑む。67kg級で世界2位に輝いたことのある実力を発揮できるか。工藤は階級を上げてから2度目の大会。全日本選手権での土性との対戦はテクニカルフォール負けだったが、どこまで土性との差を縮めているか。

 世界カデット選手権65kg級3連覇の古市雅子(JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)がどこまで食い込めるか。


 【エントリー選手】

土性沙羅(どしょう・さら=至学館大)    
 1994年10月17日生まれ、19歳。三重県出身。愛知・至学館高卒。全日本選手権67kg級優勝。159cm。

新海真美(しんかい・まみ=アイシン・エィ・ダブリュ)
 1985年6月7日生まれ、29歳。滋賀県出身。滋賀・日野高~中京女大卒。全日本選手権72kg級2位。159cm。

工藤佳代子(くどう・かよこ=自衛隊) 
 1988年1月14日生まれ、26歳。栃木県出身。栃木・壬生高卒。全日本選手権67kg級2位。167cm。

古市雅子(ふるいち・まさこ=JOCエリートアカデミー/東京・安部学院高)
 1996年10月20日生まれ、17歳。熊本県出身。全日本選手権67kg級4位。165cm。