※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
アジア・ジュニア選手権最終日は6月8日、モンゴル・ウランバートルで男子フリースタイル6階級が行われ、66kg級の藤波勇飛(三重・いなべ総合学園高)と74kg級の木下貴輪(山梨学院大)が銀メダル、60kg級の坂本侑之(拓大)と96kg級の吉川裕介(山梨学院大)が銅メダルを獲得した。
藤波は韓国、モンゴルの選手を連破したあと、決勝で2011年世界カデット選手権50kg級2位のハッサン・ヤズダニチャラティ(イラン)と対戦。10-18で敗れた。木下は台湾とウズベキスタンの選手に勝ったあと、決勝でイラン選手と闘い、テクニカルフォールで敗れた。
坂本侑之(拓大)は準決勝でイラン選手に敗れたものの、3位決定戦でインド選手に勝利。吉川は3位決定戦でカザフスタン選手を破った。
55kg級の長谷川敏裕(東京・自由ヶ丘学園高)と84kg級の村山貴裕(大東大)は上位入賞ならなかった。
男子フリースタイルは「銀2・銅3」で終了。昨年に続く金メダル獲得はならなかった。国別対抗得点はイラン、カザフスタン、インドに続いて4位。
各選手の成績は下記の通り。
◎男子フリースタイル
【55kg級】長谷川敏裕(東京・自由ヶ丘学園高) 11位=11選手出場
1回戦 ●[2-8]Zanabazar Zandanbud(モンゴル)
※敗者復活戦へ回れず
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【60kg級】坂本侑之(拓大) 3位=9選手出場
3決戦 ○[8-14]Ashish Ashish(インド)
準決勝 ●[5-8]Iman Sadeghikoukandeh(イラン)
2回戦 ○[14-5]Gerche Hemrayev(トルクメニスタン)
1回戦 BYE
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【66kg級】藤波勇飛(三重・いなべ総合学園高) 2位=11選手出場
決 勝 ●[10-18]Hassan Yazdanicharati(イラン)
準決勝 ○[Tフォール、13-3]Turbold Ganbold(モンゴル)
2回戦 ○[13-5]Park Su Hyeon(韓国)
1回戦 BYE
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【74kg級】木下貴輪(山梨学院大) 2位=10選手出場
決 勝 ●[Tフォール、2-12]Reza Mozafarijouybari(イラン)
準決勝 ○[11-3]Abdurasul Vakhobov(ウズベキスタン)
2回戦 ○[Tフォール、0-11]Chiao Jen Tse(台湾)
1回戦 BYE
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【84kg級】村山貴裕(大東大) 8位=11選手出場
敗復戦 ●[5-12]Ikrom Bobomurodov(ウズベキスタン)
2回戦 ●[0-8]Bakhodur Kadirov(タジギスタン)
1回戦 BYE
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【96kg級】吉川裕介(山梨学院大) 3位=7選手出場
3決戦 ○[16-13]Medet Raissov(カザフスタン)
1回戦 ●[Tフォール、1-12]Jamshidi Pedrram(イラン)
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《国別対抗得点》
[1]イラン 77点、[2]カザフスタン 64点、[3]インド 49点、[4]日本 46点、[5]モンゴル 45点、[6]韓国 39点