※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界女性スポーツ会議にレスリングを代表して出席するソフィア・マットソン(スウェーデン)
IWGは1994年に開催された第1回世界女性スポーツ会議の際に設立され、スポーツにおける女性の地位と役割の向上を目指す組織。4年に1度行われる世界女性スポーツ会議は、あらゆるスポーツの機会均等を促進するため会議。
FILAのネナド・ラロビッチ会長(セルビア)は「女子レスリングはレスリングの発展のかぎとなってきた。FILAのこの会議への参加は、レスリングの男女平等へ大きな影響を与える。この会議への参加が、レスリング界に大きな利益をもたらすことを望みます」と話した。
会議には、「変化を求め、変更していこう」という1分間ビデオ・メッセージを送ることができ、だれもが参加できるスタンスをとっている。レスリング界からは、すでに昨年のセーブ・オリンピック・レスリングの活動でも活躍した選手委員会のキャロル・ヒュン委員長(カナダ=2008年北京オリンピック金メダリスト)と、2012年世界女子選手権55kgg級銀メダリストのヘレン・マロウリス(米国)によるメッセージがYou tubeにアップロードされており、女子レスリングの普及と発展を訴えている。