2014.05.08

石黒峻士(埼玉・花咲徳栄高)田口あい(岐阜・飛騨高山高)植野麻奈美(京都・網野中)が優勝…アジア・カデット選手権第1日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 アジア・カデット選手権は5月8日、タイ・チョンブリ―で開幕。男女7階級が行われ、男子フリースタイル85kg級の石黒峻士(埼玉・花咲徳栄高)、女子38kg級の田口あい(岐阜・飛騨高山高)、同40kg級の植野麻奈美(京都・網野中)の3選手が優勝した。

 石黒は初戦の2回戦でインド選手を破ったあと、準決勝でアミラルサラン・アリアスガー・タタリ(イラン)を5-4で撃破。決勝で韓国選手をテクニカルフォールで下した。日本の男子選手がこの大会で優勝したのは、2012年フリースタイル54kg級の樋口黎(茨城・霞ヶ浦高)以来でのべ7人目。

 田口は5者リーグ戦で全試合をフォール、またはテクニカルフォールで勝って優勝。植野も3試合をテクニカルフォール勝ちして優勝した。

 この大会は8月のユース・オリンピック(中国・南京)の予選を兼ねているが、この3階級は同オリンピックでは実施されないため、予選とはなっていない。

 男子グレコローマン46kg級の小寺雄大(奈良・大和広陵高)が3位決定戦へ回ったものの、敗れて5位に終わった

 男子フリースタイル100kg級の二ノ宮寛斗(岐阜・岐南工高)、男子グレコローマン42kg級の神戸康生(宮崎・福島高)と50kg級の諏訪間翔太郎(佐賀・鳥栖工高)は上位進出ならなかった。

 各選手の成績は下記の通り。


※男子グレコローマン42・50kg級、男子フリースタイル100kg級はユース・オリンピックの予選階級。

 ◎男子グレコローマン 

 【42kg級】神戸康生(宮崎・福島高)    11位=12選手出場
1回戦 ●[Tフォール、3-12]Kim Bo-Seong(韓国)

 ※敗者復活戦へ回れず

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 【46kg級】小寺雄大(奈良・大和広陵高)    5位=8選手出場
3決戦  ●[1-6]Ahmed Kifah(イラク)
準決勝 ●[Tフォール、2-10]Mostafa Kalavi(イラン)
1回戦  ○[フォール、10-2]Panpong Riwin(タイ)

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 【50kg級】諏訪間翔太郎(佐賀・鳥栖工高)    8位=14選手出場
2回戦 ●[不戦敗]Alisher Tuegenov(カザフスタン)
1回戦 ○[8-3]Boobek Uulu Maksatbek(キルギス)


 ◎男子フリースタイル

 【85kg級】石黒峻士(埼玉・花咲徳栄高)   優勝=9選手出場
決  勝 ○[Tフォール、13-3]Lee Cheolyeon(韓国)
準決勝 ○[5-4]Amirarsalan Aliasghar Tatari(イラン) 
2回戦  ○[4-2]Karamjeet Karamjeet(インド)
1回戦  BYE

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 【100kg級】二ノ宮寛斗(岐阜・岐南工高)   11位=14選手出場
1回戦 ●[1-4]Kapil Kapil(インド)

 ※敗者復活戦へ回れず


 ◎女子

 【38kg級】田口あい(岐阜・飛騨高山高)     優勝=5選手出場
リーグ5回戦  BYE
リーグ4回戦 ○[フォール、2-0]Meenu Meenu(インド)
リーグ3回戦 ○[フォール、2-0]Laura Almaganbetova(カザフスタン)
リーグ2回戦 ○[Tフォール、10-0]Busgkhan Kyzy Kanym(キルギス)
リーグ1回戦 ○[Tフォール、10-0]Suksamran Tanyares(タイ)

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 【40kg級】植野麻奈美(京都・網野中)     優勝=6選手出場
決  勝 ○[Tフォール、10-0]Zamir Kyzy Azhar(キルギス)
準決勝 ○[Tフォール、10-0]Srishti Srishti(インド)
1回戦  ○[Tフォール、10-0]Lo Yun-Shuang(台湾)