2014.04.26

太田忍(日体大)が2位、鈴木博恵(クリナップ)は3位…アジア選手権第4日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

 【カザフスタン・アスタナ、池田安佑美】アジア選手権第4日は4月26日、カザフスタン・アスタナで男子グレコローマン3階級、女子1階級が行われ、男子グレコローマン55kg級の太田忍(日体大)が2位、女子75kg級の鈴木博恵(クリナップ)が3位に入賞した。

 太田はイラクと台湾選手に連勝したあと、準決勝で昨年の世界選手権55kg級優勝のユン・ウォンチョル(北朝鮮)を10-6で撃破。しかし決勝で、昨年60kg級優勝、世界選手権同級3位のエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)にテクニカルフォールで敗れた。

 鈴木は初戦を勝った後、準決勝で2012年世界ジュニア選手権72kg級優勝の周風(中国)に4-9で黒星。3位決定戦でモンゴルの若手選手を破った。

 男子グレコローマン71kg級の藤村義(自衛隊)は初戦でウズベキスタン選手、同85kg級の鶴巻宰(自衛隊)も初戦で中国選手に敗れ、ともに敗者復活戦には回れなかった。

 女子はこの日で終了。日本は「金3・銅3」を獲得し、国別対抗得点は66点をマークして優勝。2位は2階級制覇で64点を取った中国、3位は57点のモンゴルだった。

 各階級の成績は下記の通り。

準決勝で世界王者を破った太田

銅メダル獲得の鈴木博恵(クリナップ=右端)


 ◎男子グレコローマン

 【59kg級】太田忍(日体大)   2位=13選手出場
 決  勝 ●[Tフォール、2-10]Elmurat Tasmuradov(ウズベキスタン)
 準決勝 ○[10-6]Yun Won Chol(北朝鮮)
 2回戦  ○[Tフォール、8-0]Yang Teng kuei(台湾)
 1回戦  ○[Tフォール、8-0]Alsade Mohmmed(イラク)

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 【71kg級】藤村義(自衛隊)    8位=10選手出場
 1回戦 ●[Tフォール、4-13]Dilshod Turdiev(ウズベキスタン)

 ※敗者復活戦へ回れず

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 【85kg級】鶴巻宰(自衛隊)    9位=11選手出場
 1回戦 ●[Tフォール、1-11]Kong Liang(中国)

 ※敗者復活戦へ回れず

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 ◎女子

 【75kg級】鈴木博恵(クリナップ)   3位=7選手出場
 3決戦  ○[フォール、7-0]Urtnasan Gan Ochir(モンゴル)
 準決勝 ●[4-9]Zhou Feng(中国)
 1回戦  ○[Tフォール、10-0]Hwang Eunju(韓国)