※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
世界王者を破り、銀メダルを獲得した太田忍(日体大=左端)
太田はイラクと台湾選手に連勝したあと、準決勝で昨年の世界選手権55kg級優勝のユン・ウォンチョル(北朝鮮)を10-6で撃破。しかし決勝で、昨年60kg級優勝、世界選手権同級3位のエルムラト・タスムラドフ(ウズベキスタン)にテクニカルフォールで敗れた。
鈴木は初戦を勝った後、準決勝で2012年世界ジュニア選手権72kg級優勝の周風(中国)に4-9で黒星。3位決定戦でモンゴルの若手選手を破った。
男子グレコローマン71kg級の藤村義(自衛隊)は初戦でウズベキスタン選手、同85kg級の鶴巻宰(自衛隊)も初戦で中国選手に敗れ、ともに敗者復活戦には回れなかった。
女子はこの日で終了。日本は「金3・銅3」を獲得し、国別対抗得点は66点をマークして優勝。2位は2階級制覇で64点を取った中国、3位は57点のモンゴルだった。
各階級の成績は下記の通り。
![]() 準決勝で世界王者を破った太田 |
![]() 銅メダル獲得の鈴木博恵(クリナップ=右端) |
◎男子グレコローマン
【59kg級】太田忍(日体大) 2位=13選手出場
決 勝 ●[Tフォール、2-10]Elmurat Tasmuradov(ウズベキスタン)
準決勝 ○[10-6]Yun Won Chol(北朝鮮)
2回戦 ○[Tフォール、8-0]Yang Teng kuei(台湾)
1回戦 ○[Tフォール、8-0]Alsade Mohmmed(イラク)
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【71kg級】藤村義(自衛隊) 8位=10選手出場
1回戦 ●[Tフォール、4-13]Dilshod Turdiev(ウズベキスタン)
※敗者復活戦へ回れず
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【85kg級】鶴巻宰(自衛隊) 9位=11選手出場
1回戦 ●[Tフォール、1-11]Kong Liang(中国)
※敗者復活戦へ回れず
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◎女子
【75kg級】鈴木博恵(クリナップ) 3位=7選手出場
3決戦 ○[フォール、7-0]Urtnasan Gan Ochir(モンゴル)
準決勝 ●[4-9]Zhou Feng(中国)
1回戦 ○[Tフォール、10-0]Hwang Eunju(韓国)