※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(4月25日、カザフスタン・アスタナ)
■女子53kg級3位・菅原ひかり(至学館大)「1回戦で、スタンドでバックに回られてバック投げされた時に肩から落ちて、肩を痛めてしまった。そこから力が入らなくて、3位決定戦もやめようと思っていた。だけど、全日本選手権で4位なのに今大会の代表に選んでもらったので、メダルだけは持って帰ろうと思って闘った。投げられた原因は、構えがちょっと浮いてしまうくせがあって、そこを相手にもぐられた。重心を低くしたレスリングをしなければと思っている。肩のけがは6月までには治して、全日本選抜選手権は55kg級で優勝を目指していきたい」
■女子60kg級3位・佐藤喜歌(自衛隊)「結果はよくなかったけど、初出場でメダルを取れてよかったかな、って思っている。試合を通してよかったところは、監督から言われていた、回り込んだり、足を動かしていくことが意識してできたこと。悪いところは、外国人は力強いのでツーオンワンとかで腕をつかまれて持っていかれてしまったところ。2試合目の台湾戦では腕を持っていかれてしまい、肩を痛めた。タックルに飛び込むのが好きなので、組まれてしまうとヤバいと思って慌ててしまう。去年まで63kg級でしたが、60kg級が新たにできたので、今年1年間は60kg級でしっかりやっていきたい」
■女子55kg級7位・浜田千穂(日体大)「(初戦のインド戦で腕を取られて投げられ、肩を痛めたことについて)投げに来るのはわかっていたけど、強引に取られた。いつも腕を取られるので注意していたのですが、それでも取られてしまい、けがにつながってしまった。今回の結果はこれが実力だと思うので、これをもう一回ちゃんと見つめ直し、6月の全日本選抜選手権で勝って世界選手権に行けるようにしたい。55kg級にしているのは、とにかくシニアの公式大会で経験を積みたいからです。世界選手権に行かないとオリンピックに向けて勝てないので、今年は55kg級でやっていく予定。オリンピックに向けては、下げるか上げるか未定です」
![]() 銅メダル獲得の菅原ひかり(至学館大) |
![]() 3位決定戦で闘う佐藤喜歌(自衛隊) |