※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(取材=池田安佑美)
■61kg級・高塚紀行(自衛隊)「2年ぶりのアジア選手権でした。冬の遠征で手ごたえがあったので、行けると思っていた。敗者復活戦のインド戦では、1点を争って負けてしまい、それが順位につながってしまった。インドは柔らかくてやりづらい。第1ピリオドも取れそうなところがいっぱいあったのに、取り切れなかった。日本にはいないタイプなので、これからいろんなタイプと試合をしてそれぞれ適応できるようにしたい。61kg級と非オリンピック階級を選んだのは、60kg級で世界一、アジア一になっておらず、悔いが残っているから。納得のいく成績を残してから65kg級に臨みたい」
------------------ 初出場で銅メダルの山中良一(日体大)
------------------
■97kg級・中井伸一(東計電算)「国際大会は去年10月のニューヨーク遠征以来。試合は緊張してしまった。海外選手と組んだらパワーの差を感じてしまうと思ったので、距離をあけたレスリングをしようと試みた。3回くらい片足タックルに入ったが、1本くらい決めたかった。決められずショックです。6月の明治杯(全日本選抜選手権)で勝って、世界選手権、アジア大会に出てみたい」
------------------ 気持ちを切り替えて銅メダル確保の岩群安奈(アイシン・エイ・ダブリュ)