2014.04.24

【アジア選手権第1日・特集】出場選手談話(男子フリースタイル3選手)

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

(取材=池田安佑美)

 ■65kg級・石田智嗣(警視庁)「体重調整やコンディション作りはうまくいっていただけに、成績を出せなかったのは残念。スタッフの方たちが映像や食事を手厚くしてくださっていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいです。現在の自分のレスリングスタイルだと、審判にいい印象を与えられないと思った。崩しているつもりでも下がっているとみなされて、パッシブを取られ、相手のペースになってしまった。今までの自分のレスリングを生かしながら、現在のルールに順応していきたい」

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 ■86kg級・松本篤史(ALSOK)「階級が変わったことの変化は感じなかったけれど、外国選手は減量が少ない状況なので、84kg級の時よりも元気な状態だと感じた。体作りはしてきたけれど、がぶってからの処理ができなかったことが明確な敗因です。今回はタックルでの失点はなかった。これは、冬の遠征で力を付けた結果が出たと思う」

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 ■125kg級・荒木田進謙(警視庁)「組み合わせを見たとき、これは決勝にいかなくてはいけないと思ったし、実際に行けると思った。けれど、試合中に広背筋を痛めて(肉離れ?)しまった。課題だった体作りができていないこと。今年は世界選手権、アジア大会と大事な大会が続くので、体作りをして勝てるようにしたい。120kg級でも体重が足りていなかった。今回も122kgくらいしかない。相手と並んだ時、体格で負けている部分があったので、体作りをしっかりしたい」