【ＪＯＣ杯展望】74kg級にスーパールーキー５選手が出場！…ジュニア・男子フリースタイル
※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
（４月26～27日、神奈川・横浜文化体育館）
《組み合わせ》 ／ 《試合進行》
◎ジュニア・フリースタイル見どころ
昨年３位に入賞した74kg級の浅井翼（拓大）
66kg級で高校三冠王に輝いた木下貴輪（鹿児島・鹿屋中央高～山梨学院大）が階級をアップして出場する。大学生としての闘いのスタートとなる大会を制するのはだれか。昨年３位の山下俊介（国士舘大）も意地を見せたい。
組み合わせは、お互いに勝ち上がれば白井と武田が準々決勝で対戦し、勝者は準決勝で浅井と闘う。反対のブロックは、奥井と木下が準々決勝で闘い、勝者は準決勝で山下と対戦。
60kg級に全日本選手権２位の川瀬克祥（日体大）が出場。昨年55kg級優勝で東日本学生秋季新人選手権も制した中村倫也（専大）、昨年60kg級優勝で東日本学生秋季新人選手権同級優勝の中田陽（日体大）との優勝争いが展開されそう。
昨年の世界カデット選手権のグレコローマ54kg級で優勝した小柳和也（山梨・韮崎工高～山梨学院大）がこの階級に出場。スタイルが違うとはいえ、カデット世界王者の意地を見せたい。今年３月の全国高校選抜大会優勝の米澤圭（秋田・秋田商）の上位進出あるか。
66kg級には、３月のワールドカップ（米国）で５戦全勝と世界で通じる実力を見せた高谷大地（拓大）がエントリーしている。昨年66kg級優勝の多湖島伸佳（早大）や高谷の高校時代のチームメートの全日本学生選手権２位の伊藤和真（専大）らが意地を見せられるか。世界カデット選手権63kg級２位の藤波勇飛（三重・いなべ総合学園高）がどこまで上位へ食い込めるか。
55kg級は昨年無敵の白星街道を歩んで高校四冠王者に輝いた樋口黎（茨城・霞ヶ浦高～日体大）と昨年50kg級優勝の藤川聖士（早大）の争いか。今年の全国高校選抜大会55kg級優勝の藤田雄大（三重・いなべ総合学園高）の台頭はあるか。
84kg級は東日本学生秋季新人戦優勝の与那覇竜太（専大）が有力。昨年の大会は負傷の治療で出場しなかったが、2011・12年の高校四冠王者の実力を見せたい。96kg級は昨年２位の吉川祐介（山梨学院大）に、高校四冠王者の園田平（滋賀・日野高～拓大）が挑む。
50kg級は昨年２位の石谷公希（法大）、120kg級は昨年優勝の池田勇人（近大）が意地を見せるか。
