※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
20度目の優勝で宙を舞った霞ヶ浦・大澤友博監督
決勝は関東高校選抜大会の決勝と同カードで、勝敗も全く同じく、霞ヶ浦が55、74、84、120kg級に勝っての優勝。
霞ヶ浦のブロックは強豪校が軒並み集結した“死のブロック”。初日の3回戦では、昨年インターハイ決勝の相手だったいなべ総合(三重)と激突。いなべ総合、準々決勝の花咲徳栄(埼玉)、準決勝の飛龍(静岡)そして決勝と4試合連続で4-3と接戦勝利だった。
館林は、準決勝で九州予選1位の鳥栖工(佐賀)を4-3で破り、同校初の決勝の舞台に駒を進めた。関東高校選抜大会と同じく、今回も霞ヶ浦から先に3勝を挙げ、84kg級の齋藤隼佑が2ピリオド中盤で9-0とリード。テクニカルフォール勝ちまであと1点と迫ったが、終盤に霞ヶ浦の奥田に投げ技からフォールされて4勝目を奪えず。その後に登場した84kg級、120kg級も敗れて悲願の初優勝はならなかった。
3位には飛龍(静岡)と鳥栖工が入った。初の全国大会を果たした横浜清陵総合(神奈川)は、3回戦で近畿2位の栗東(滋賀)を破ってベスト8に進出する大健闘を見せ、今夏の地元インターハイでの活躍に弾みをつけた。
学校対抗戦終了後、個人戦の2回戦までが行われた。団体戦の結果は下記のとおり。(文・撮影=池田安佑美)
トーナメント表 | 1回戦 | 2回戦 | 3回戦 | 準々決勝 | 準決勝・決勝 |
◎学校対抗戦
▼決勝
霞 ヶ 浦(茨城)○[4-3]●館 林(群馬)
※霞ヶ浦は2年連続20度目の優勝
▼準決勝
館 林(群馬)○[4-3]●鳥栖工(佐賀)
霞 ヶ 浦(茨城)○[4-3]●飛 龍(静岡)
▼準々決勝
館 林(群馬)○[5-2]●八幡浜工(愛媛)
鳥 栖 工(佐賀)○[7-0]●横浜清稜総合(神奈川)
霞 ヶ 浦 (茨城)○[4-3]●花咲徳栄(埼玉)
飛 龍(静岡)○[4-3]●秋 田 商(秋田)