※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
米国へ向かった男子フリースタイル・チーム
キューバの出場辞退による繰り上がり出場だが、3年連続の出場。順位は2012年が9位、昨年が7位と順位を上げている。今大会はすでに組み合わせが決まっており、日本はロシア、ウクライナ、グルジア、モンゴルと予選リーグを闘い、上位入賞を目指す。
松永共広監督(日本協会専任コーチ)は、昨年11月のゴールデンGP決勝大会(アゼルバイジャン)に続く監督だが、同大会は2選手のみの出場。全階級そろった全日本チームの監督は初となり、やや緊張気味。
「本来は出る資格がなかった大会だが、出場できることになった。こういうケースはめったにないので、このチャンスをいかし、いろんな経験をしてほしい。強豪を相手に5試合続くので、けがに注意してほしい。一瞬も気をゆるめることなく闘うことが必要だ」と期待した。
湯元健一コーチ(日体大教)は「自分もロンドン・オリンピック前に出場した大会。強い国しか出ず、しかも絶対に5試合できる価値ある大会です。苦しい闘いの中から、勝つ喜びを知り、負けない強さ身につけてほしい」と話し、選手の健闘を期待した。
日本選手団は下記の通り。
◎役員
【監督】松永共広(日本協会専任コーチ)、【コーチ】湯元健一(日体大教)
【トレーナー】川崎淳(ハンズコーポレーション)
【帯同審判】篠原正樹(静岡・吉原工高教)
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【代表選手】
▼57kg級 森下史崇(日体大)
▼61kg級 川瀬克祥(日体大)
▼65kg級 高谷大地(拓 大)
▼70kg級 保坂 健(早 大)
▼74kg級 高谷惣亮(ALSOK)
▼86kg級 松本篤史(ALSOK)
▼97kg級 山本康稀(日大)
▼125kg級 荒木田進謙(警視庁)