※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。
(3月15~16日、東京都板橋区・小豆沢体育館)
《試合日程》(組み合わせは14日の監督会議で決定)
3月15日(土) | 午前10時~12時 | 各ブロック予選1回戦 |
午後2時30分~3時 | 開会式 | |
午後3時~5時 | 各ブロック予選2回戦 | |
午後5時~7時 | 各ブロック予選3回戦 | |
3月16日(日) | 午前10時~11時 | 7・8位決定戦 |
午前11時~12時 | 5・6位決定戦 | |
午後2時~3時 | 3位決定戦 | |
午後3時~4時 | 決 勝 | |
午後4時~4時30分 | 表彰式 |
【カナダ】
《カナダ代表選手》
48kg級:Jessica Macdonald(1984・12・07/2012年世界選手権51kg級優勝)
同 :Natasha Kramble(1990・03・27/2013年世界選手権48kg級代表)
53kg級:Vanessa Brown(1986・08・08/2010年パンアメリカン選手権51kg級優勝位)
55kg級:Jillian Gallays(1986・10・20/2013年世界選手権55kg級代表)
58kg級:Braxton Papadopoulos( /2014年デーブ・シュルツ国際大会58kg級2位)
60kg級:Michelle Fazzari( /2013年W杯59kg級個人優勝)
63kg級:Justine Bouchard(1986・01・12/2013年世界選手権63kg級代表)
69kg級:Dorothy Yeats(1993・07・29/2012年世界選手権67kg級2位)
75kg級:Erica Wiebe(1989・06・13/2013年世界選手権72kg級7位)
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カナダを支える2012年世界一のジェシカ・マクドナルド
同級には、世界選手権48kg級代表のナターシャ・クランブルも名を連ねており、二本柱で各試合の第1試合の勝利を狙う。
世界選手権代表としては、他に55kg級のジリアン・ガレイ、58kg級のブラクストン・ストンパパドポウロス、63kg級のジャスティン・ボーチャード、75kg級のエリカ・ウィーブと計6選手が来日する。
60kg級のミッチェル・ファザリは昨年のワールドカップの個人1位の選手であり、
69kg級のドロシー・イーツは昨年の世界ジュニア選手権67kg級優勝の選手。ほぼベストメンバーと言える布陣で、勢いがつけば上位進出もありうるだろう。
【カナダの女子レスリング】
1990年代初めから女子レスリングに取り組み、1994・96年の世界選手権でクリスティン・ノードハーゲンが70kg級で優勝。階級区分が変わったあと、68kg級と72kg級でも優勝を重ね、通算6度にわたって世界一に輝き(他に銀1、銅1)、同国の女子レスリングを引っ張った。
ノードハーゲンは、女子が初採用された2004年アテネ・オリンピック72kg級では5位に終わったが、同国には女子の芽がしっかりと根付き、55kg級でトーニャ・バービックが銀メダルを獲得した。
その後、2006年のワールドカップでは2位に入賞し、チーム全体の実力を上げ、2008年北京オリンピックでは、48kg級のキャロル・ヒュンが決勝で伊調千春を破って優勝。女子2大会目にして同国に初のオリンピック金メダルをもたらした。
同年10月の世界女子選手権では、67kg級のマルティン・ダグレニエが優勝し、2010年まで3連覇を達成。2011年の世界選手権では銀1・銅1を獲得し、国別対抗得点で2位になるなど世界の一流国の実力を見せた。
2012年ロンドン・オリンピックでは、55kg級のトーニャ・バービックが銀メダル、48kg級のキャロル・ヒュンが銅メダルを獲得。同年の世界女子選手権では、ジェシカ・マクドナルドが51kg級で優勝。オリンピックと世界選手権でコンスタントにメダリストを輩出している。
今大会は、昨年の世界選手権代表を中心としたメンバーで臨み、上位進出を狙う。
《ワールドカップ成績》
2001年 5位
2002年 5位
2003年 3位
2004年 2位
2006年 2位
2008年 6位
2009年 2位
2010年 7位
2011年 4位
2012年 4位
2013年 7位