2014.03.08

【女子ワールドカップの歴史】2008年・第８回大会（中国・大原）

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

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◎第８回大会（2008年１月19～20日、中国・大原）

日本は北京オリンピックの代表に決まった３選手を起用して優勝を狙ったが63kg級の伊調馨が負傷のため棄権。55kg級の吉田沙保里が予選３回戦でマルシー・バン・デュｓデン（米国）に敗れ、連勝記録が「119」でストップするなど波乱の大会へ。

　日本は米国に黒星。若手チームで臨んで２位となった前年のリベンジはならなかったが、３位決定戦へ進んでカザフスタンを破り、メダルは確保した。個人では、51kg級の坂本日登美が５戦全勝をマーク。

　決勝は地元の中国が米国を４－３で破り、２年連続優勝。

　【監督】栄和人（中京女大）、【コーチ】木名瀬重夫（日本協会専任コーチ）、藤川健治（自衛隊）、金浜良（ジャパンビバレッジ）

　【チーム成績】

　《順位決定戦成績》

▼決　　　　勝　　中　国○［４－３］●米　国

▼３位決定戦　　日　本○［５－２］●カザフスタン

▼5･6位決定戦　ウクライナ○［４－３］●カナダ

　《予選リーグ成績》

	米　　国	日　　本	ウクライナ	勝敗	順位
米　　国	ＸＸ	○４－３	○４－３	２勝	1
日　　本	●３－４	ＸＸ	○５－２	１勝１敗	2
ウクライナ	●３－４	●２－５	ＸＸ	２敗	3

	中　　国	カザフスタン	カナダ	勝敗	順位
中　　国	ＸＸ	○６－１	○６－１	２勝	1
カザフスタン	●１－６	ＸＸ	○４－３	１勝１敗	2
カナダ	●１－６	●３－４	ＸＸ	２敗	3

【出場選手成績】

階級	選　　　手	ウクライナ	米　　国	カザフスタン
48	坂本　真喜子（自衛隊）	●１－２（1-0=2:15,0-1,0-1=2:16）		○２－１（1-0,4-4B2L-2）
	坂本　真喜子（自衛隊）	Irini Merleni		Tatyana Bakatyuk
	伊調　千春（ALSOK綜合警備保障）		○F,2P2:00(TF6-0=1:49,6-0)
	伊調　千春（ALSOK綜合警備保障）		Stephanie Murata
51	坂本　日登美（自衛隊）	○２－０（4-0,3-0）	○２－０（2-0,4-0）	○F、1P0:46(6-0)
51	坂本　日登美（自衛隊）	Oleksandra Kohut	Jennifer Wong	Aiym Abdildina
55	吉田　沙保里（ALSOK綜合警備保障）	○２－０（1-0,5-0）	●０－２（1-4,2-2B）
	吉田　沙保里（ALSOK綜合警備保障）	Nataliya Synyshyn	Marcie Van Dusen
	松川知華子（ジャパンビバレッジ）			○２－０（5-0,2-0）
	松川知華子（ジャパンビバレッジ）			Saltanat Abdrakhmanova
59	山名　慧（中京女大）	○２－０（2B-2,1L-1）	○２－０（3-1,1-0）	●０－２（0-5.0-2）
59	山名　慧（中京女大）	Katerina Dombrovska	Leigh Jaynes	Olga Ssmirnova
63	西牧　未央（中京女大）	○２－０（1-0,4-0）	●０－２（2-2L,1-2）	●０－２（0-3,0-1=2:05）
63	西牧　未央（中京女大）	Yuliya Ostapchuk	Sara McMann	Yelena Shalygina
67	新海　真美（中京女大）	○２－０（2L-2,1-0）	●０－２（0-2,0-1）	○２－０（3-0,4-0）
67	新海　真美（中京女大）	Kateryna Burmistrova	Katie Downing	Olga Kalinina
72	佐野　明日香（自衛隊）	●１－２（0-1.1-0=2:02,TF0-8=0:58）	●０－２（TF0-7,0-3）	○２－０（1-0=2:08.1-0）
72	佐野　明日香（自衛隊）	Svitlana Saienko	Stephany Lee	Darya Kardenko