３選手とも上位入賞ならず…ハンガリー・グランプリ第１日

※本記事は日本レスリング協会に掲載されていたものです。

　男子グレコローマンの全日本チームが参加したゴールデンＧＰ予選大会「ハンガリー・グランプリ」第１日（優勝賞金1000ドル＝約10万2000円、総額１万6800ドル＝約171万5000円）は３月１日、ハンガリー・ソンバトヘで行われ, 出場した3選手とも上位ならなかった。

　66kg級の音泉秀幸（ＡＬＳＯＫ）は、1回戦に1月の「ヘルマン・キェル大会」に優勝したエデム・サリエフ（ウクライナ）にテクニカルフォールで勝ったものの、２回戦でロンドン・オリンピック銀メダリストのラバス・ラスヒ（グルジア）に１－１ながらラストポイントによって黒星。両者の得点はパッシブによるポイントで、技をかけられての失点はない善戦だった。

　ラスヒは３回戦でクロアチア選手に敗れ、音泉は敗者復活戦に回れなかった。

　75kg旧の金久保武大（ＡＬＳＯＫ）は、昨年の世界ジュニア選手権5位のビクトル・ネメス（セルビア）に０－３で黒星。ネメスは準決勝まで進んだが、2011年世界王者のサエイド・アブダリ（イラン）に敗れ、金久保選手は敗者復活戦に出れなかった。

　85kgの鶴巻宰（自衛隊）は1回戦で世界チャンピオンのタレビ・ネマトプール（イラン）にローリングによって０－２で敗れた。ネマトプールが決勝まで進み、鶴巻は敗者復活戦へ回ったが、昨年の欧州選手権２位のウラジーミル・ゲゲシーゼ（グルジア）を崩せず、パシーブを受け、ローリングを２度受けてしまい０－３。第2ピリオド、相手を場外に送り出して１点を返したが、１－３でま試合終了。 

　◎男子グレコローマン

　【66kg級】音泉秀幸（ＡＬＳＯＫ）　　　20位＝26選手
２回戦　●［１－１L］Revaz Lashkhi（グルジア）
１回戦  ○［Tフォール、5:23（8-０）］Edem Saliev（ウクライナ）

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　【75kg級】金久保武大（ＡＬＳＯＫ）　　　19位＝20選手出場
２回戦　●［0-3 Viktor　Nemes］　（セルビア）
１回戦　　ＢＹＥ
 
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　【85kg級】鶴巻宰（自衛隊）　　　11位＝13選手出場
敗復戦　●［１－３］Vladimir Gegeshidze（グルジア）
１回戦  ●［０－２］Taleb Nematpour（イラン）